乳幼児の子供のインフレンザ予防接種をするときは、2回接種しないといけません。
1回目は特に副作用が無かったのに、2回目に注射したあとが腫れてしまいました。1回目は腫れなかったのに、2回目のときに腫れたのはどうしてでしょう。
ワクチン接種の病院を変えたことによる副反応だと思われます。
インフルエンザワクチンは国内メーカー4社が製造している
インフルエンザワクチンは4つのメーカーが製造しています。北里、化血研、阪大微研会、デンカ生研です。
ワクチンの効果や主成分に変わりはありませんが、緩衝材や保存剤などの割合やメーカーによってレシピに工夫がされています。
違うメーカーのワクチンが子供の体質に合わずに副作用を起こした可能性があります。注射したあとが腫れた場合は、冷やすことで症状を緩和することができます。
インフルエンザワクチンの成分・分量
添加物 | 阪大微研会 | デンカ生研 | 化血研 | 北里 |
---|---|---|---|---|
リン酸水素ナトリウム水和物 | 1.765mg | 1.725mg | 2.5㎎ | 2 .51 mg |
リン酸二水素ナトリウム | 0.27mg | 0.25mg | 0.4㎎ | 0 .408 mg |
塩化ナトリウム | 4.25mg | 8.5mg | 8.1㎎ | 8 .3 m g |
ホルマリン(ホルムアルデヒド換算) | – | 0.0026w/v%以下 | 0.01w/v%以下 | 0.1μ L以 下 |
チメロサール | – | 0.004mg | – | 0.005mg |
フェノキシエタノール | – | – | 0.0045ml | – |
ポ リ ソ ルベー ト 80 | – | – | – | 0 .1 μ L以 下 |
厚生労働省「インフルエンザワクチンの添付文書」より
上記の表のように、インフルエンザワクチンに含まれる添加物の成分や分量は、ワクチン製造メーカーによって違います。
違うメーカーのワクチンを接種したことで、副作用が出ることがあります。病院に問い合わせれば、使っているワクチンのメーカーを教えてもらえますので、不安であれば副作用が出たメーカーのワクチンを使っていないところで今後はインフルエンザ予防接種をするようにするのも1つの方法です。