アスペルガー症候群の人と仕事をしていると、ちょっとしたことを注意しただけでも、すごい剣幕で言い訳をしてきたり、作業が遅れているから好意で手伝うと、自分の仕事を取られたとか、頑張って仕事をしているのにいじめられていると言ったりします。
そのため、イライラばかりが募るので、最近は何も言わずに、バレないようにフォローするようになりますが、ストレスは溜まるばかりですよね。
アスペルガー症候群の人に、言い訳をやめてもらい、きちんと仕事を進めてもらうための対処法についてまとめました。
アスペルガー症候群の特徴を知る
会話のやりとりが苦手です。自分が好きなことを一方的に話す傾向があり、話しているうちに、内容が支離滅裂になっていきます。
常識や礼儀が分からない。敬語を使うことができず、自分が悪くても謝ることがありません。
臨機応変な対応が出来ない。急遽の対応変更についていくことができません。会議や打ち合わせの日程変更があるとあたふたしてしまい何をしたら良いのか分からに状況に陥ります。
アスペルガーの人の言い訳
周囲の人からすると、自分が一生懸命しているのに、「どうしてそこまで言われないといけないの?」というように、良かれと思って言ったことが感情的になって返ってくることがほとんどです。
- 言われたとおりに仕事を進めているのに、なぜそんなことを言うの?
- 在庫管理でダブルカウントしていて個数が合わなくなり混乱を招いたのは私のせいじゃない。
- いじめを受けていると上司に相談する
など、良かれと思って言っていることを受け入れること無く、逆にいじめを受けていると上司や、他の部所に人に言いふらしてまわるようなこともあります。
アスペルガーの人と仕事を進める上での解決法
仕事の指示をするときには、分かりやすく、理解しやすい言葉で説明してあげるようにしましょう。これでも、のちに言った、言わないという話になるのであれば、仕事内容をメモの箇条書きで渡すのも1つの方法です。
曖昧な指示はやり直しになることが多く、お互いに二度手間になります。こんな形にまとめて欲しいとか、最終的に提出して欲しい形があるのであれば、それを提示してあげることで、作業効率も良くなります。
人と話をして、スケジュールを調整したりすることが苦手なので、交渉以外の仕事、例えば、正確性を求める確認や資料作成などは向いている仕事の1つだと言えます。
- 仕事は分かりやすく、理解しやすい言葉で説明する
- メモを使い、箇条書きで仕事内容を伝える
- 完成形のサンプルがあれば最初に提示する
- 正確性を求める確認や資料作成が向いている
- 真面目に仕事をすることが長所なので活かせるようにする
- 怒ったり、責めたりせず、褒めてあげながら、修正依頼をする