風邪気味で喉の痛みが強くなり、つらい状態を和らげたり、早く治したいと思います。とくに扁桃腺や喉が弱い人は、ストレスなどで疲れが溜まり、ウイルスや細菌に対する免疫力が低下していると炎症を起こして喉に違和感を覚えます。
声がガラガラになったり、飲み物や食べ物などを飲み込むのもつらいときの喉の痛みを治す7つの対処法をお伝えします。
目次
喉の痛みを治すための7つの対処法
喉の痛みが発生する原因は、喉に侵入してきた細菌やウイルスが増殖して炎症を起こすことで痛みが発生します。
そのため、喉の痛みを治すためには、
- 喉の炎症を抑えて、
- 喉の細菌やウイルスを殺菌し、
- 喉の細菌やウイルスの増殖を抑える
ことが大切なコツになりますので、これを踏まえて、喉の痛みを治すための方法をまとめました。
首と喉を温めることで免疫力を5倍にする
細菌やウイルスが侵入してきて、免疫力が低下していると増殖してしまい風邪をひいて喉の痛みを発症します。
首や喉は外気にさらされているため、体温が低く細菌やウイルスが繁殖しやすいい環境にあります。そこで、首と喉を温めることで免疫力を高めることで増殖を防ぎます。体温が1度上がると免疫力が5倍にもなります。
乾燥して寒い冬の時期なら、ネックウォーマー・マフラー・ストールを巻いて温めることで免疫力を高めることができます。
夏場であれば、薄い生地のスカーフを巻いておくと温まるので効果が期待できます。
部屋を保湿して湿度を50%以上にする
細菌やウイルスは気温の低い場所と乾燥した場所で活発になります。とくに湿度が50%以下になると活発になり、浮遊しやすくなり、体内に侵入しやすくなります。
加湿器や濡れタオル、温かいお湯を張った洗面器などを使って部屋の湿度を60%~80%になるように維持することが効果的です。
マスクを付けて保湿と風邪ウイルスの侵入を防ぐ
外出するときに喉を保湿する方法としては、マスクを付けることです。マスクを着用することで、自分の息で保湿することができるため、喉の痛みを緩和することができます。
寝るときもマスクをして寝ることで、喉を保湿しますので朝起きたときに喉の痛みが和らぎます。
水分補給には緑茶か紅茶がおすすめ
喉の痛みがあるときに水分補給する際には、殺菌作用のあるカテキンや炎症抑制作用のタンニンが含まれている飲み物を飲むと良いです。
- カテキンを含む飲み物・・・緑茶、ほうじ茶、番茶、煎茶などの日本茶
- タンニンを含む飲み物・・・紅茶
ペットボトルなどの冷たいものを飲むのではなく、温かい飲み物を飲むようにします。冷たいと喉を冷やしてしまい細菌やウイルスが繁殖しやすい環境を作ってしまうことになります。
紅茶を飲むときに殺菌・消炎効果のあるハチミツを入れて飲むと、喉の炎症を抑える効果が期待できます。
こまめに水分補給をしてウイルスを洗い流す
上記の水分補給は喉の炎症を抑えるためですが、外出時に温かい緑茶や紅茶を飲むことができない場合のほうが多いです。そんなときに効果的なのが、こまめに水分補給を行なうことです。
喉に付着した細菌やウイルスは、20分ほどで体内に侵入しますので、こまめに緑茶などのカテキンを含む飲み物を飲み、洗い流すことで悪化するのを防ぐことができます。
外出先から戻ってきたらうがいをする
喉の細菌やウイルスの炎症を抑制して殺菌するために、「イソジン」などのうがい薬でうがいしましょう。
喉の炎症を緩和するのと、洗浄効果と殺菌力を高めで、ウイルスや細菌の侵入を防ぐことができ、口の中がスッキリするのでリフレッシュすることもできます。
うがい薬でうがいすることが、風邪の予防に有効だということが科学的に実証されていますので、妊娠中の妊婦の人など薬を飲めない、飲みたくない人はまずはうがいが効果的です。
効果的なうがいをするタイミングは次の6つです。
- 風邪の流行時期
- 外出先から帰ってきたとき
- 人混みの中に居たあと
- 空気が乾燥しているとき
- 食事の前後
- 気分転換に
喉の痛みを抑える食べ物を食べる
喉の炎症を抑えたり、殺菌作用がある食べ物を摂るようにします。次の食材を使ったレシピで食事を作ったり、アメを舐めたりすることで喉の痛みを和らげることができます。
- 大根
- はちみつ
- れんこん
- ネギ
- パイナップル黒豆
- アセロラ
- キンカン
- カリン
- ゆず
- シソ
- 生姜
- 洋梨
喉が痛いときのしてはいけない注意点
喉の痛みを和らげる方法を紹介しましたが、ケアをしているにも関わらず、悪化させてしまう行動をする人がいます。
喉の痛みを和らげたいのであれば、次のことは控えるようにしましょう。
- アルコール・お酒を飲む
- タバコを吸う
- 辛いものを食べる
- 炭酸飲料を飲む
- コーヒーを飲む
- チョコレートを食べる
- 睡眠不足