風邪の初期症状の鼻水・鼻づまり・喉の痛み・咳・くしゃみの症状を抑えるために風邪薬を飲んで緩和することがあります。でも、種類が多くて、どれを飲んだらいいのか分かりません。
そこで薬剤師の人に直接聞きました。
薬剤師が教えてくれた風邪のときの鼻・喉・咳の症状別におすすめの市販薬をお伝えします。
風邪の鼻水・鼻づまりのおすすめの市販薬
風邪のときの初期症状である鼻づまりや鼻水は、鼻の粘膜にウイルスが付着して炎症を起こすことで出る症状です。鼻の粘膜が炎症を起こすことで鼻づまりを起こし、ウイルスを体外に排出するために鼻水がでます。
サラサラとした水っぽいのが初期症状の鼻水で、黄色いネバネバした鼻水は症状が悪化した状態です。
今回は風邪の初期状態の、サラサラした水っぽい鼻水の症状のときにおすすめの市販薬です。
小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
漢方薬なので、アレルギーのある人でも安心して飲むことができますし、眠くならないため、運転する人や人と会わないといけないとき、会社や学校を休めないときにいいです。
新ルルAゴールド
垂れてきて止まらない鼻水や鼻づまりで息がしにくいときの鼻の炎症を緩和してくれます。喉の痛みにも効果がありますが、眠くなるので、睡眠前や出掛けない日に飲むといいです。
風邪の喉の痛みにおすすめの市販薬
風邪のときの、喉の痛みは食欲減退の原因になりますし、水分補給するときも飲み込むのがつらいときには、水分不足になることがありますので、炎症を抑えて水分補給と栄養補給をして体力の回復と免疫力を高めるようにしましょう。
ルルアタックEX
のどの炎症をに効果的なトラネキサム酸とイブプロフェンが含まれていますので、即効性を求めるのであればおすすめ。
ペラックT錠
常備薬としてならペラックT錠がおすすめです。喉の痛みに特化した市販薬で7歳の子供から飲むことができますので、子供がいる家庭にはおすすめです。
風邪の症状の咳におすすめの市販薬
咳は、風邪ウイルスが入ってきて気道が異物として反応し、取り除こうとするときの反応です。ウイルスが喉の奥の気道に入ってしまったために咳が起こります。
ベンザブロックせき止め錠
咳止めを目的にしていて、メントールが含まれていてスッキリとした感じの飲み心地です。咳が止まらないときに飲むと、咳と喉の痛みを緩和してくれ、楽になります。
麦門冬湯(ばくもんどうとう)
体力が低下していて、強い咳が出るときに飲むといいです。漢方薬なので眠くなりません。
まとめ
薬を飲むときには、風邪の症状にあったものを飲むようにしましょう。種類があって、どれも同じだろうと思って飲むのではなく、成分表をみたり、効能を確認してください。
薬局などに行ったときに分からなければ、薬剤師の人に相談すれば、最適なものをいくつか紹介してくれます。