寒い時期になり、空気が乾燥してくるので細菌やウイルスの活動が活発になり、風邪やインフルエンザを発症します。でも、風邪もインフルエンザも症状が似ているため、風邪なのか、インフルエンザなのか判断できないことがあります。
そこで、感染してからの経過日数別で、どのような症状が発症するのかをインフルエンザと風邪で比較してみたいと思います。
インフルエンザと風邪の兆候の見分け方
細菌やウイルスに感染すると、鼻づまりや喉のむずがゆさを感じます。そこから発熱したり、頭が痛くなったりとインフルエンザや風邪の兆候がいくつもあります。インフルエンザと風邪のよく見られる症状を一覧にしました。
感染日数別の症状一覧
感染日数 | 風邪 | インフルエンザ |
---|---|---|
1日目 | ・喉のむずがゆさ ・鼻づまり |
潜伏期間 |
2日目 | ・鼻水 ・喉の痛み ・咳 |
潜伏期間 |
3日目 | ・鼻水 ・喉の痛み ・咳 |
・38度以上の高熱 ・悪寒 ・頭痛 ・倦怠感 ・筋肉痛 ・関節痛 |
4日目 | ・37~38℃の微熱 ・頭痛 ・鼻水 ・喉の痛み ・咳 |
・38度以上の高熱 ・悪寒 ・頭痛 ・倦怠感 ・筋肉痛 ・関節痛 |
5日目 | ・37~38℃の微熱 ・頭痛 ・だるさ ・悪寒 ・筋肉の痛み ・関節の痛み |
・38度以上の高熱 ・悪寒 ・頭痛 ・倦怠感 ・筋肉痛 ・関節痛 |
6日目 | ・37~38℃の微熱 ・頭痛 ・だるさ ・悪寒 ・筋肉の痛み ・関節の痛み |
・38度以上の高熱 ・悪寒 ・頭痛 ・倦怠感 ・筋肉痛 ・関節痛 |
7日目 | ・回復 | ・解熱後経過期間1日目 |
8日目 | ー | ・解熱後経過期間2日目 |
9日目 | ー | ・回復 |
風邪は3~7日程度で治る
風邪になったら何日で治るのか気になりますが、そのときの体調や免疫力に大きく左右されますが、早ければ3日、遅くても1週間程度で回復します。
喉がむず痒いと感じたときは、風邪ウイルスに感染した初期症状です。鼻づまり、喉の痛み、鼻水の症状が現れ、その後、寒気・頭痛・発熱と悪化していき、それぞれの症状は1日から2日程度で治まります。
風邪に感染してから、3~4日目が一番症状が重くなる傾向にあります。風邪を早く治すための方法を他の記事で紹介していますのでご確認下さい。
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インフルエンザは症状が出てから7日程度で治る
インフルエンザは、感染してから潜伏期間が1日から2日あります。この期間に、インフルエンザウイルスは体内で増殖して炎症を起こすことで突発的に高熱が出るのが特徴です。
熱が下がってもインフルエンザウイルスは、体内で生きているため外出してしまうと感染を拡大することになってしまいますので熱が下がってから2日経過後に学校や会社など外出するようにします。
インフルエンザの症状は風邪よりも重く、つらい症状が続くため、身体への影響が大きく、普通に生活を送れないほど悪化します。