花粉症になると昼間に眠気が襲ってくることが多くなります。仕事や学校・家事などで眠る訳にはいかないことが多くあり、どうにか眠気を覚ます方法を試していたました。ガムを噛んだり、コーヒーを飲んだりしていましたが、どうも効果がありません。
花粉症で眠くなる原因と眠気解消法についてまとめましたのでお伝えします。
目次
花粉症の人が眠くなる原因は3つ
花粉症の人が眠くなる原因は3つ考えられますので、1つずつまずはお伝えします。
1.花粉症の薬による副作用
鼻水・鼻づまり・くしゃみ・目のかゆみなどの症状を即効で緩和することができる反面、副作用として眠気が起こります。市販薬は、第一世代抗ヒスタミン薬と第二世代抗ヒスタミン薬があり、第一世代抗ヒスタミン薬のほうが強い眠気を誘います。
2.酸素不足による眠気
鼻水や鼻づまりにより鼻の粘膜が炎症すると、鼻呼吸で吸い込める空気が少なくなるため口呼吸が多くなります。口呼吸が多くなると喉が乾燥したり、花粉が付着して炎症を起こし喉の痛みを感じると、さらに脳に取り込む酸素が少なくなり眠気を誘います。
3.花粉症の症状による寝不足
鼻水・鼻づまり・くしゃみ・目のかゆみなどの不快感により、眠ることができなかったり、眠ったとしても途中を覚醒してしまい起きてしまうことが多くなり睡眠不足になりがちです。十分に眠ることができないため、身体の疲れが取れなく、昼間に眠気が襲ってくることになります。
眠くなる症状を解消する8つの対策
仕事や学校、家事など集中力を高めないといけないときに限って眠気が襲ってくることがあります。特に昼食後は、お腹が満腹になるのと温かさ、寝不足が重なり、まぶたが自然に落ちてきたり、あくびが止まらなくなったりします。
眠気を効果的に解消する方法をまとめました。
眠気の副作用が少ない薬を使う
花粉症の対策として、最も効果があると言われているのが薬です。他の対処法に比べて即効性があり、効果の持続性があります。
薬を飲むことでくしゃみや鼻水、喉の痛みといった症状が緩和されるだけでなく、日常的なマスクの着用がいらなくなる人も多いため、接客業や営業職で働く人たちにとってはこうした薬を飲む人が多くいます。
花粉症に効果的ですが、副作用として眠気に襲われることがあり、集中力が途切れやすかったり、急な眠気に襲われることがあるため、眠気が少ない第二世代抗ヒスタミン薬がおすすめです。
質の良い睡眠時間を確保する
ある程度の睡眠時間を取っていても、鼻水・鼻づまりなどの症状で深い眠りが出来ていなく、充分に眠れていないことがあります。
質の良い睡眠時間を確保するためには、症状を抑えるための対策をしっかりと行なうことが大切になります。不快な症状をある程度予防したり、緩和することが出来るため、頑固な鼻づまりなどの症状を和らげて睡眠不足を防ぐことができます。
飲酒を控える
アルコールを飲むと、鼻の粘膜が腫れやすくなり、鼻づまりがおこりやすくなります。これは、お酒に含まれるアルコールが、体内でアセトアルデヒドという物質に変化し、花粉症の大敵であるヒスタミンの分泌をうながしてしまいます。
花粉症の薬でヒスタミンの分泌を抑えていたとしても、飲酒によって体内にアセトアルデヒドが生成されると症状が悪化してしまいますので、アルコールは控えましょう。
喫煙を控える
喫煙するとニコチンの働きにより血管が収縮します。また、煙草の葉が燃えたあとの空気を吸い込むため、酸素よりも二酸化炭素を多く体内に取り込んでしまいます。
血管が収縮して血流が悪くなり、血中の酸素濃度が少なくなり、脳への酸素量が減り、眠くなりますので喫煙を控えましょう。
ビタミンB群を多く含む食事をする
花粉が多量に飛散する季節の変わり目は気温差による自律神経系の乱れが起こり、体内でのビタミンB群の消費量が増加する傾向にあり、疲れやすくだるい症状が日中でも取れずに影響しやすいです。
ビタミンB群は、体内でエネルギー変換時に用いられる栄養素で不足すると、眠気の発生源となるため、適切な摂取が必要です。花粉症の症状を緩和するのに「 おすすめの食べ物 」と「 食べてはいけない食材・食品 」がありますので確認しておくといいです。
眼精疲労を軽減する
眼精疲労は、常に目のかゆみが発生していたり、パソコン作業などで目を酷使することで、充血やかすみ・視力の低下などの症状を引き起こし、さらに急激な眠気が襲ってくることも分かっています。
眼精疲労を解消するのに最適な対処法は、温めたり、冷やしたりして目の血行を良くすることで改善することができます。両目をタオルなどで1分暖めたら、1分冷やすように交互にすることで目の血流を良くすることができます。
注意しないといけないのは、花粉症のときに目を温めてしまうとかゆみが増すことがあります。目のかゆみや腫れ、充血などの「 目の症状を和らげる11個の方法 」があります。
30分程度の昼寝をする
どうしても眠いときには、昼休憩時間などを使って30分以内の昼寝をします。昼寝は、疲れを取ることができ、リフレッシュすることができます。
たった30分の昼寝ですが、頭がスッキリしますし、体力が回復し、睡魔も吹き飛びます。
薬の飲み方に注意する
花粉症などに用いられるアレルギーを抑える薬の中には、眠気を促す成分が含まれているものが多くあります。日常生活で車を運転する人はもちろん、仕事や勉強に差し支える人たちにとっても、薬の飲み方には注意が必要です。
飲む薬にもよりますが、眠気が最もピークになるのは飲んでから1時間から2時間後です。就寝するときには、1時間から2時間前に飲むと効果的です。
日中に飲むときには、一番眠くなると困る時間帯に眠気のピークが来ないように、過ぎてしまうように使用することで対策できますし、眠気が少ない第二世代抗ヒスタミン薬を選ぶといいです。
まとめ
花粉症になる眠気の原因を知り、自分がどんな原因で眠気が発生しているのかを理解することで、対策することができます。
複数の原因があることもありますが、眠気を効果的に解消する方法の中で自分にあった方法を見つけて実践してみるといいです。
私が個人的に行なっている方法は、昼寝を30分することです。昼休憩で30分で食事して、30分は寝ると言った感じで、お昼を過ごしています。午後は、外出先から帰ってくる人が増えたり、食事で眠気がくることがありますが、昼寝30分だけでかなり違います。