手のひらや甲には、たくさんのツボがあります。もちろん片頭痛がしたときに効くツボもあります。手をマッサージしているのを見られるのが嫌だという人でも、机の下でツボを刺激することができますので、覚えておくといいです。
自分で簡単にツボを刺激して片頭痛の痛みを緩和する方法をお伝えします。
目次
ツボを刺激するときに効果を高める方法
ツボを押しても効果を感じないという人におすすめしたいのが、ツボの押し方を変えてみましょう。いつでも、どこでもツボを刺激できるというのが良いところではありますが、ツボを押すときに次のことを注意して刺激し続けることで効果を実感できると思います。
1.食事前後の30分以内は行わない
2.ツボ押しをしたら1時間は入浴を控える
3.ツボを押したら1時間は飲酒しない
4.ツボ押し時間を3~5分程度、朝と夜に刺激する
5.ゆっくりと深呼吸しながら行なう
6.痛気持ちい程度の強さで押す
7.指が疲れたらツボ押しグッズやペン・つまようじで代用可能
ツボ押しをしないほうが良い人もいます。妊娠中・生理中・怪我をしている人・飲酒している・心臓や腎臓が弱い人などは控えましょう。
片頭痛に効くツボ:外関(がいかん)
片頭痛に効く外関というツボの位置と効き目についてまとめます。
外関は、手の甲の一番下のところから指3本分ほど下のところにあり、気軽に押せる場所にあります。頭が痛いと感じたときに押すことにより、リラックス効果が得られ、痛みの緩和につながります。
押し方は、親指でゆっくりと1分程度押すと効果的です。片頭痛以外にも、船酔いや車酔い、その他にも腰痛などにも効きます。
片頭痛に効くツボ:前頭点(ぜんとうてん)
片頭痛に効く前頭点というツボの位置と効き目についてまとめます。
前頭点は、手の甲側にあり人差し指の第二関節の親指側にあります。頭が痛いとき、ストレス性胃痛の緩和に効果的です。
片頭痛に効くツボ:頭頂点(とうちょうてん)
片頭痛に効く頭頂点というツボの位置と効き目についてまとめます。
頭頂点のツボの位置は、手の甲側の中指の第2間接、指先から数えて2番目の関節の人差し指側にあります。指を曲げたときにできる横ジワの先端と覚えればわかりやすいです。文字通り、頭のてっぺんが痛む片頭痛があるときに有効なツボです。
両手のツボがありますので、交互に反対の手でつまみ、グリグリと押すようにして刺激することで効果を発揮します。親指と人差し指で中指を挟むように持って、揉み解すように押すといいです。
片頭痛に効くツボ:心穴(しんけつ)
片頭痛に効く心穴というツボの位置と効き目についてまとめます。
心穴のツボの位置は、中指の手の平側の第一関節の真ん中にあるツボです。片頭痛以外にも、ストレスなどの精神的苦痛を取り除くという効果もあり、仕事の合間でも気軽に押すことができるため、とても便利なツボです。
指だけではなく、ペンなどで強く押し込むのも効果があり、痛みがひどいときに即効性がある方法としてとても有効です。
片頭痛に効くツボ:片頭点(へんとうてん)
片頭痛に効く片頭点というツボの位置と効き目についてまとめます。
片頭点のツボの位置は、薬指の第二関節の側面、小指側に片頭点と呼ばれるツボが存在しています。ツボを押すときは強く押さず、軽く数秒間押すのを何回か繰り返します。
片頭痛に効くツボ:合谷(ごうこく)
片頭痛に効く合谷というツボの位置と効き目についてまとめます。
合谷のツボの位置は、親指と人差し指のあいだの水かきのような部分、両方の指の骨の交わるところの少し上、やや人差し指よりにあります。幅広い症状に効く万能ツボとされており、片頭痛にも効果的です。
合谷を反対の手の親指で、もむように少し強めに押します。人差し指側に向けて、人差し指の骨の下に親指をもぐりこませるような感じで押すのがコツです。
まとめ
よく頭痛持ちという言葉を耳にしますが、片頭痛が急に起きた場合などは辛くなり厄介なものです。頭の片側だけに起きる人が多いですが、両側に痛みを感じる人もいます。ひどい痛みに、吐き気や嘔吐などの症状が現れる場合も珍しくありません。
片頭痛によく効くといわれるツボは、頭や足・手になど身体のあちこちにあり、ツボを刺激しただけでスッキリすることもあり、即効性があります。
片頭痛が辛い場合の対処法として、頭痛に効果のあるツボを押して早めに痛みを和らげるようにするのにツボは有効です。