車でちょっとの距離を移動するのに油断して紫外線対策をしないで出掛けてしまうこともあると思います。そのちょっとが積み重なって光老化を起こしてしまうことになります。シミ、しわ、そばかす、張りのない肌、深くなっていくしわ、くすんでいく肌。これらは紫外線があたることによって起きるお肌のトラブルです。この光老化を起こさないためにも車の中でも油断できません。ガラスに囲まれているから大丈夫、ではないのです。家の中でも日焼けすることがあるように車でも日焼けが深刻です。どのように紫外線対策をしていくのが良いのかをお伝えしていきます。
車の中でも日焼けする!紫外線対策グッズ5選
車はガラスに囲まれていますから紫外線対策をしないで短時間なら大丈夫と運転してしまうことがあります。ガラスはUVBを防いでくれますが、波長の長いUVAはほとんど通してしまいます。紫外線は浴びた量が蓄積されていくので短時間でも紫外線を浴びない方が良いです。少しの移動でも紫外線対策をして出掛けるようにします。
車の中なら日陰になる部分も多いので気分的に油断しやすい場所です。ですが、日陰だからといって油断できません。目に紫外線が入ると日焼け止めを塗っていても肌が日焼けしてしまいます。脳が紫外線に対抗するためにメラニンにメラニン色素を出せと命令してしまうのです。目に紫外線を浴び続けるのもよくありませんので焼けやすい腕のほかにも目も紫外線対策が必要になります。
車内の紫外線対策はUVカットフィルム
車のガラスにUVカット効果があるものも多いです。UVカットのガラスでも完全に紫外線を遮断できている訳ではなさそうです。フロントガラスのUVカット率は99%、ドアガラスでは90%の紫外線カット率になっているようです。フロントガラスからは良いですがドアガラスの方が紫外線を通してしまうので腕が日焼けしてしまいます。
そこで、UVカットフィルムを貼ると紫外線カット率が上がります。UVカットガラス搭載だけでは安心できません。紫外線カット率を気にすると日焼けをしにくい車内にできます。外出するたびに日焼け止めやサングラス、アームカバーを付けたりが面倒だという方には、UVカットフィルムを貼れば簡単に紫外線対策ができます。
UVカットフィルムに色がついているものもありますが、あまり濃いと見通しが悪くなってしまいます。見通しが良いというのは可視光線の透過率が高いことを言います。法律ではフロントとフロントドアの可視光線の透過率が70%以上なければならないとしています。スモークが濃いと瞳孔が開いてしまうので目に紫外線が入りやすくなります。透明か薄い色が良いです。
アームカバー
男性でアームカバーをしている方は少ないですが、女性はかなりの人数がアームカバーを利用しています。アームカバーをしているだけでも紫外線を防いでくれますが、アームカバーがちょっと苦手という方は長袖のアウターを着ることで紫外線対策になります。向こうが透けて見えるアームカバーだと紫外線を通してしまいますので、目の詰まった布を選ぶか、UVカット率が高いものを選ぶのがポイントです。
アウターもUVカットされているものがありますので、UVカット率が高いものを選んで着るだけでも紫外線をカットできます。日焼け止めを塗った上にアームカバーをするのがおすすめです。これであらかたの紫外線を防いでくれます。運転すると右側だけ焼けてしまうことが多いのでアームカバーや長袖で紫外線を防ぎましょう。
日焼け止め
手軽に手に入る日焼け止めを塗るのも車での紫外線対策に効果的です。様々なテクスチャが出ていますので、自分に合う日焼け止めを選んで使用するようにします。さらっとした感触が良い方ならジェルタイプを。しっかりとした日焼け止めをしたいならクリームタイプ、手軽に一吹きできるスプレータイプなどありますのでライフスタイルに合わせて使い分けるといいです。
塗り忘れやすい場所としては、首や首の後ろ、耳の後ろ、足の指などがあります。あとは腕の内側や太ももの裏側などの紫外線があまり当たらないと思われる場所もUVカットした方が良いです。顔ですと小鼻のあたりが抜けてしまうことが多いです。これらに気を付けて日焼け止めを塗ると日焼けすること無く美白が維持できます。
UVカットメガネ
運転中、太陽の光がまぶしいからサングラスをする方もいると思います。そのサングラスにUVカット機能がついていれば問題ないですが、UVカットされていない場合は紫外線を浴びてしまっているので注意が必要です。濃い色のサングラスは瞳孔を開かせてしまい、紫外線をより多く取り入れてしまうのであまり暗い色ではない方が良いです。薄い色のサングラスでUVカット率が高いものを選ぶのがポイントです。目に紫外線が入ると雪目や白内障の原因になりますのでUVカットすることをおすすめします。
ひざ掛け
スカートをはいていると意外と日焼けしてしまうモモや膝です。手軽に紫外線対策できるのがひざ掛けです。冷房から守るために、寒いときに使うひざ掛けでも良いです。目の詰まったウールは紫外線を防いでくれる繊維の一つでもあります。でも、暑い時期に保温性の高いひざ掛けだと不快になることもあります。ひんやりとした冷感のあるひざ掛けも出ています。
ひんやりひざ掛けにUVカット率が99%以上あると安心できます。薄手でコンパクトに畳めるものもありますから使わないときは邪魔になりません。膝だけではなく上半身を覆ってくれるくらいの大きさがあるとデコルテや腕の日焼けも防止してくれるので安心できます。冷房で冷える時にもさっと取り出して冷え対策もできる優れものです。
まとめ
UVカットされているフロントガラスでも、強い日射しの日には、ヒリヒリと肌が焼ける感じを受けます。車のフロントガラスはUVカットですが、腕が焼けたり、顔が赤くなったりします。UVカットガラスといっても万全ではないということですよね。紫外線が強くなってきたら、紫外線対策用のアイテムやグッズを使ってしっかりとカードすることも必要になります。
また、車内は温度が上がりやすく、暑くなりやすいので空気の入れ替えや冷房を入れて、温度管理をすることも忘れないようにしましょう。