熱中症になると、どんな症状があるのか知っていますか?
ずっと外にいるし、体調が優れないし、ボーとするから、もしかしたら熱中症かも知れないなぁ。近くのコンビニで飲み物を買って飲んでおこう。
と、水分補給をすることがありますが、熱中症にはどんな症状があるのか、分かっていなかったのでまとめてみました。
頭が痛い!頭痛も熱中症の症状なの?
今日は、外の温度が35℃を超える猛暑日で、歩いているだけで汗が吹き出てくる暑さ。肌着は汗でビショビショで、ちょっと汗の臭いが気になります。
時計を見ると、電車の時間がギリギリだから、3分程走って駅まで行き、どうにか電車に飛び乗ることができました。
運動不足のせいでしょう。息は切れるし、エアコンが効いている車内なのに、汗が止まらない。次の駅に着く前に、脈打つ度にこめかみ辺りがズキンズキンと頭が痛くなってきました。
ちょっと、まずいなぁと思って次の駅で降りて、駅員さんに体調が悪いことを伝え、横にならせてもらい、飲み物も頂きました。
と、駅員さんから言われ、これがそうなんだという感じでした。
熱中症の初期症状の詳細については、他の記事で紹介していますのでご覧下さい。
熱中症になるとどんな症状が現れ、どんな対策が必要になりますか?
初期症状
熱中症の初期症状には、めまい、立ちくらみ、頭痛、体がだるいなどの症状が発生します。
初期症状かなと思った時の対策
クーラーが効いた涼しい部屋や風通しがよく日陰などの涼しい場所に移動し、衣服をゆるめて体を冷やします。
熱中症が重くなった時の症状と応急処置と救急車依頼
熱中症の症状は大きく分けて、熱けいれん、熱失神、熱疲労、熱射病の4つの症状があります。
- 分類Ⅰ度・・・熱失神、熱けいれん
- 分類Ⅱ度・・・熱疲労
- 分類Ⅲ度・・・熱射病
Ⅰ度が軽度で、Ⅱ度が中度、Ⅲ度が重症となります。
それぞれの症状の特徴、応急処置、救急車の必要性についてまとめてみます。
熱けいれん
症状・・・筋肉痛、手足がつる(こむら返り)、筋肉の硬直・けいれん
応急処置・・・0.9%の食塩水(1リットルの水に9gの食塩水)の水分補給をします。
救急車の有無・・・回復しない時は救急車を呼ぶか、病院に行って診察を受けましょう。回復したとしても、急変することがあるから、病院で診察を受けることをおすすめします。
熱失神・熱疲労
症状・・・めまい、体の倦怠感、おう吐、頭痛
応急処置・・・0.1~0.2%の食塩水やイオン飲料、経口補水液などの水分補給をします。足を高くして上を向いた状態で横にして、手足の先から体の中心に向けてマッサージすると効果的です。
救急車の有無・・・回復しない時は救急車を呼ぶか、病院に行って診察を受けましょう。回復したとしても、急変することがあるから、病院で診察を受けることをおすすめします。
熱射病
症状・・・体温が高い、意識障害がある、歩けない、上手く話せない、意識がもうろうとしている
応急処置・・・水分補給ができない状態にあるので、体を冷やすために、水をかけたり、濡れたタオルを首筋や脇下、ももの付け根に当てて冷やします。
救急車の有無・・・すぐに救急車を呼び、応急処置をしておきます。