便秘になったときに病院の先生に聞かれることって、どんなことを聞かれるのかって気になりませんか?女性にとってはかなりデリケートな部分ななので、先生も気を遣って聞いてきたり、問診票を使って症状を確認したりすることもあるようです。私がはじめて病院に行ったときに便秘の問診項目として聞かれたことや問診票の項目をまとめてみました。聞かれる項目はとても多いですが、1つ1つ確認してみましょう。
かなり具体的な便秘の状況を聞かれる
風邪や腹痛とは違い、便秘で診てもらうときは細かい質問に答える必要があります。記入式の部分もありますが、選択式の部分が多いです。
便秘は個人差が大きくあり、いつから便が出ていないのか、どれくらい便が出ない期間があるのかなど確認する必要がある項目がズラッと並んでいます。ブリストル便性状スケールで便の硬さやいきみ具合など聞かれます。
人によって便秘の自覚症状は違うため、客観的に見るための問診と実際の症状を話をすることで聞いてくれます。症状に曖昧な部分があるときでも、どんな症状なのかを伝えることが大切だと思います。
便秘の問診の内容
問診項目 | 内容 |
---|---|
発症時期 | いつ頃から、何ヶ月前から、何年前からなど |
排便頻度 | 平均して1週間に何回程度、何日間に1回程度など |
便の硬さ | 硬さ・色・太さ(ブリストル便性状スケール) |
自覚症状 | いきむ回数・いきむ力・残便感・排便時の時間・トイレに行っても出ない・腹痛・お腹の張り・お腹が重い・調子が悪い・食事が減った・トイレの時間が長くなったなど |
症状の頻度 | 毎日・何日間に1回・不定期・ほとんど無い |
常備薬 | 下剤・坐薬・浣腸などの使用頻度 |
感情の変化 | イライラ・動転・混乱・うろたえ・自信喪失・自分をコントロールできない・身体への不安など |
この他に女性の場合は、出産時期や帝王切開だったのかどうか、難産だったかなども聞かれることがあります。
他には、
ダイエットをしていましたか
便秘改善のために何をしましたか
ストレスはどの程度感じていますか
週に何回運動していますか
など話をする中で、色々と聞かれます。恥ずかしいと思う質問もあるかも知れませんが、先生も質問内容に気を配っているのが分かりますし、私の現在の状態を知ってもらうことが問診では大切なことなので、気になることは話しておいたほうがいいです。
便秘改善には時間が掛かることがある
便秘を改善するまでの期間も個人差があります。でも、病院に行くような状態の方の多くは重い便秘の方が多く、便秘を改善するまでには時間が掛かります。1年とか2年という期間を掛けて改善に向けていきますので、便秘が治らないから別の先生のところに行こうという方も多いようです。
いわゆるセカンドオピニオンですね。それ自体は悪いことではありませんが、先生との信頼関係を築くことが大切だと思います。しっかりと寄り添ってくれる、話を聞いてくれる、自分を分かってくれる先生と一緒に改善していくことが大切。
まとめ
病院に行く前に、下剤などに頼る前にできることがあります。食生活の改善や運動することで腸を刺激したり、水分補給をしっかりと行うなど便秘を改善するための方法はあります。先生からも下剤などに頼るのではなく、自然排便できるようにするために食事内容・日常生活での改善が必要だと言われます。
でも、外出先や会社のトイレでうんちをしたり、おならをするのはニオイが気になるから出来ないという人は多いと思います。
ニオイが気になるときは、自分用の消臭スプレーなどを携帯して、トイレのニオイを消したりするようにするなど工夫するといいと思います。