ツボは便秘だけではなく体の調子を整えるのに良いということは聞いたことがあります。でも、ツボは体中にありどのツボを押したらいいのか分からないので、痛い場所や硬い場所、気持ち良い箇所を押す程度でしたがツボを押すことで効果があるのであれば簡単ですし、他の便秘解消方法と一緒に合わせて行なうといいかも知れませんね。ツボ押しが便秘解消に良いのはなぜ?ツボの位置を表す寸の簡単な測り方についてまとめました。
ツボ押しが便秘解消に良いのはなぜ?
ツボは東洋医学の治療療法で、体の中を「経絡(けいらく)」と呼ぶ内臓や器官をつなぐ通り道が全身に網目のように張り巡らされています。この経絡の流れをスムーズにすることで「気・血・水」の流れが良くなり、内蔵や器官につながっていることから循環を良くしたり、バランスを整えることで回復させるというものです。
ツボの数は360箇所以上もあるようで、どのツボを押すと何に効果があるのかを覚えるのはとても大変です。
そのため、体の不調な部分を改善・解消することができるツボの位置だけを把握してツボ押しをするといいですね。ツボ押しは即効性のある方法ではなく、継続的に刺激することで効果があるというものです。
ツボの位置を表す寸の簡単な測り方
ツボの位置を調べていたら、寸という単位を使って表しているものが多いようです。「おへそから3寸のところ・・・」などという表記をしています。でも、3寸と言われても位置が分かりません。そこで、手の指の本数で寸の単位を簡単に測る方法をお伝えします。
【1寸の測り方】
1寸とは3.0303cmのことなので「だいたい親指の幅」程度になります。
【2寸の測り方】
1.5寸とは4.54545cmのことなので「だいたい人差し指と中指の幅」程度になります。
2寸とは6.0606cmのことなので「だいたい人差し指から薬指の幅」程度になります。
3寸とは9.0909cmのことなので「だいたい人差し指から小指の幅」程度になります。
まとめ
これでツボの位置を確認することができますね。でも、ツボの位置は個人差があるらしく少し位置が違うことがあるようです。だいたいの位置を確認してみて、その位置から指の幅1個分の周囲を軽く押してみて、痛い場所や硬い場所があれば、そこを押すといいようです。
ツボ押しで血流が改善したり、気の流れが良くなって「軽くなった」とか「改善した」という声は多く聞きますので休憩中やテレビを見ているとき、電車やバスの中でこっそりとツボ押しできるようならしてみるといいかも知れません。