毎日、排便することでお腹がすっきりして気持ちいいですが、便が出ない状態が数日続くと下っ腹がぽっこりと出てきて、触ると固いものがあるのが分かります。そうなると便秘の始まりで無理をしてでも出したいと思ってトイレでいきみっぱなしになることがあります。詰まっている部分を少しでも出せば、その後のまだ柔らかい便も出ることがあるから・・・。便秘かなとは何となく分かってもハッキリとした判断が難しいですよね。便の状態をどう判断したら健康的な便なのか、それとも便秘なのかを知りたいですし、便秘を解消するための3つのポイントについて教えてもらいましたのでまとめました。
目次
健康的な便とはどんなうんち?
良い便とはどんなものでしょうか。
色:黄褐色
形:バナナ・トグロを巻く
硬さ:歯磨き粉程度
臭い:しない
重さ:はじめは浮いてから沈む
というような便が良い便だとされています。硬さは触ることはないので見た目や排便時の感触でしかありませんが、スルッと出るときは結構柔らかいみたいですね。
運動やストレートをしたときや、ナッツ類を食べたとき詰まっていた便が出た後に、黄色っぽい便が出ますが、その便が健康的な便かなぁという感じがします。水に浮いている便があるので、「浮くってどういうこと?」って思っていましたが健康的な便だったんですね。
便秘のときの状態はどんなとき?
便秘の状態というよりは、健康的な便ではないときの状態とはどんなものでしょうか。
色:茶色以外の色
形:コロコロうんち・下痢
硬さ:かたい
臭い:くさい
重さ:沈む
量:少ない
排便の回数は1日おきでも定期的に排便できていれば大丈夫です。ただ、極端に排便期間が長いときは対策が必要になります。健康的な便と比較してみて、私の便はどっちなのか確認してみましょう。
腸の動きを活発にする3つのポイント
食事を摂ること
ダイエットで食事制限する人も多いですが、ダイエットすると便秘になりやすいと思いませんか。私も何度もダイエットした経験がありますが、その都度便秘になっていたような気がします。でも、体重も減らしたいから食事を減らしたり、我慢していましたが、このダイエットは便秘になりやすいので健康的な食生活にしたほうがいいです。
栄養バランスの良い食事をしたり、野菜や根菜類を食べて食物繊維を摂取したりすることは便秘解消におすすめです。また、水分補給もしっかりしないと便秘になってしまいますし、夏場は熱中症対策にもなるので水分はしっかりと飲んでおかないといけません。
食事は腹8分目がいいです。また、体重も減らしながら便秘も解消させるのであれば、間食はしない、1日に1回は食事の間の時間を8時間以上空けるという方法がおすすめです。
ストレスを溜めないこと
ストレスは溜めないほうが良いとは言われますが、便秘にもストレスは大敵。ストレスを感じると腸の働きが弱くなり便を押し出すためのぜん動運動が鈍くなり便秘になります。体の中でも胃腸はデリケートなため、ストレスを受けたり、メンタルが弱くなっていると胃腸の働きも鈍くなります。受験や会議などの発表のときお腹を下すときがありますが、これも極度の緊張からくるものです。
自分が好きなことや一人の時間を過ごす時間を作ってストレスを発散させるようにすることで胃腸の働きが良くなりますし、腸内細菌のバランスも良くなり免疫力が高まると言われています。
運動やストレッチを行なうこと
ウォーキングやジョギングなどの運動でもいいですが、私が経験してきた中で良かったのは腹筋を鍛える筋トレというかストレッチです。腹筋の下に腸があるので、腹筋を動かすことで腸を刺激してくれます。
仰向けに寝た状態で左ひじと右膝を付けてたら、今度は反対の右ひじと左膝を付けるというのを交互にしたり、腹筋をしたり、お腹を膨らませたり凹ませたりするだけでもお腹がグルグルとなって便意がきます。腹筋を動かす運動は便秘解消に効果的な方法ですし、即効性がある方法です。
私の場合、色々な腹筋やストレッチメニューを組み合わせて10分くらいするとお腹がグルグルと鳴りはじめて便意がきました。はじめてやったときは感動しました。お恥ずかしですがたくさん出ましたよ。
便を良く観察してみよう
自分の便を見ないという人も多いですが、便は健康のバロメーターとも言われています。色を確認するだけでも何か変だと気が付くので確認してみるといいです。
・白い便・・・肝臓や胆のうが上手く機能していない疑いがある。
・緑色の便・・・食中毒や急性腸炎などの疑いがある。
・黒い便・・・胃潰瘍や十二指腸潰瘍・胃がんなどの疑いがある。
・赤い便・・・痔・大腸ポリープ・大腸炎・大腸がんなどの疑いがある。
というように、便の色がおかしいときには他の病の可能性があるので病院で診てもらいましょう。
便の色で健康状態を確認する方法として様々なチェック項目や疑われる症状について詳しく紹介していますので、ご参考までに。
まとめ
便は健康のバロメーターと言われています。私も排便時にお尻を拭いたときや立ち上がったときに少し見ますがマジマジと便を見ることはありません。先生が言うにはそれでいいとのことでした。排便するたびに少しチェックするだけでも便の色の違いや変化に気が付くとのことでした。ただ、その違いに気付いても何も気にしないのでは問題です。
便の色がおかしいときにはスマホなどで写真を撮って相談するなどすると状況が分かりやすいとのことでした。