便秘気味の人は腸内細菌のバランスが崩れているかも知れません。腸内には善玉菌・悪玉菌・日和見菌がいますが、善玉菌が増えれば腸内は健康な状態ですが、悪玉菌が増えれば健康に悪影響を与えることになります。日和見菌は、善玉菌と悪玉菌の勢力の強いほうに傾きます。腸の健康状態をチェックするためには、食生活や日常生活の日々の生活の行動が影響します。腸の健康状態を確認して改善できるところは改善していきましょう!そのための腸の健康状態をセルフチェックできる一覧表をお伝えします。
腸内細菌のバランスを保つことが良い状態
腸を健康な状態にするためには「善玉菌」の働きを良くすることです。この善玉菌の働きによって下記のような働きが期待できます。
・ウイルスや細菌による感染を防ぐ
・腸内を綺麗な状態にする
・便秘を防ぐ
・腸の吸収力を高める
・免疫力を強化する
・抵抗力を高める
・下痢の予防
などの働きがあります。悪玉菌のほうが多くなると逆に抵抗力が無くなり、感染しやすくなるということです。
腸の健康状態セルフチェックリスト
❏便秘になりやすい
❏下痢気味
❏便やおならが臭い
❏肌が荒れやすい
❏疲れが取れない
❏風邪をひきやすい
❏和食よりも洋食を食べる
❏野菜をあまり食べない
❏生活が不規則気味
❏朝食はほとんど食べない
❏食べ物をよく噛まない
❏寝不足でつらい
❏寝付きが悪くて眠れない
❏運動を全くしていない
❏ストレスを強く感じる
❏ストレスが溜まっている
❏便を我慢することがある
❏お通じが不規則
❏便がコロコロだったり水っぽい
❏便の色が茶色以外
さて、何個チェックが付きましたか?
チェックの個数で腸の健康状態をチェック
チェック数5個以下
腸内環境は良好だと言えます。チェックが付いた項目について今後、改善・見直しをすることでより良い腸内環境を維持することができます。
チェック数6~10個
現状では、そこまで悩むようなことは無い状態です。ただし、悪玉菌が多くなる環境が見え隠れしていますので、生活習慣に気をつけることが大切です。
チェック数11~15個
腸内の働きが鈍くなっているかも知れません。腸の老化が進むと腸の動きが鈍くなり便秘になりやすいです。食事内容を改めたり、運動をすることで腸の動きを良くしたりと改善に取り組む必要があります。
チェック数16個以上
便秘を自覚し、肌荒れなどの症状も出ていることでしょう。腸が衰えている可能性があるので、食生活・日常生活を見直して腸内環境を改善する取り組みを行ない、腸の若返りをする必要があります。
まとめ
腸の状態を確認するには、便を見ることでも状態が分かります。
便が3日出ていないときは便秘に近い状態にあると言えますし、便が黒く硬いのであれば1日に飲む水分量が少なく便秘になっています。色は茶色か茶褐色でバナナの形をした便が健康的な便ですが、色・形・臭いが違うときには腸内環境が悪くなっていると言えます。
また、生活環境によっても便秘になったり腸内環境が変化します。食生活もそうですが、ストレスを感じることが多いときには緊張状態がずっと続いている状態にあり、腸の動きが鈍くなり便秘になりやすく腸内環境のバランスが崩れている状態です。
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