夜眠れない原因が不安や心配事などのストレスのときがあります。布団に入っても考え事をして眠れない原因になります。会社の仕事が忙しかったり、ミスをしてしまったり、トラブルがあったりしたときは気になってしまい眠れないことがあります。この不安や心配事などのストレスは眠れないまたは不眠症の原因になります。不安や心配事などのストレスで眠れない原因と関係性、今夜からできる眠くなるための対処法についてお伝えします。
目次
不安や心配事などのストレスで眠れない原因
不安や心配事があると眠れなくなる原因は極度の緊張感にあります。自分ではあまり緊張感を感じていないこともありますが、身体は強いストレスを感じて緊張している状態にあると眠りたいのに眠れないという状況になります。
適度なストレスや緊張があっても眠ることができますが、強いストレスを感じてしまうと自分の中で消化できない不安や心配事があったり、長い間強いストレスを感じている状態になると身体は疲れているのに交感神経が優位な状態になったままで興奮状態にあり、眠ることができません。このような状態がストレスで眠れないということになります。
でも、不安や心配事などのストレスを避けることはできません。眠れない、眠りが浅い、睡眠不足、睡眠時間が足りてないというときには、自分にあったストレス解消法で不安や心配事・緊張を上手に付き合うことがポイントで、そのための対処方法を下記にいくつか紹介します。
ストレスを軽減して眠れない原因を取り除く4つの方法
このストレスを軽減する方法の「書き出す」という方法は、眠れないときに使うだけではなく、仕事でテンパってしまっているときにもおすすめの方法です。不安なこと、心配なこと、悩んでいることなどを書き出すことで頭の中で整理することができ、心を落ち着かせることができます。
一人で抱え込むと良くないほうに考えてしまうので、誰かに相談できることは、会社や学校などで相談したり、電話やLineなどで友達や同僚・上司などに相談しておくとストレスを軽減することができます。
ストレスが自分のキャパを超えていないか、自分の状態をチェックしてみるのもおすすめです。
不安や心配事・悩み事を書き出す
不安・心配・悩みなどを考えると眠れないということがあります。夜だから静かだし、他に話す相手もいないと色んなことを想像してさらに考え込んでしまいます。頭の中に詰め込んでしまうと不安や心配を増幅させてしまうし、強いストレスとなるため、紙などに書き出すといいです。
不安や心配・悩みなどを書き出したら、それを解決するためにするべきことまで書けるとかなりストレスを軽減することができますが、不安・心配・悩みを書き出すだけでもストレスを軽減することができます。
ストレスを軽減することができれば、気持ちが落ち着き、書き出さないよりも早く眠りにつくことができると思います。
お風呂に入る
お風呂に入るというのはシャワーだけ浴びるのではなく湯船に入って身体を温めることです。お風呂に入るときのポイントと睡眠につながる効果を下記にまとめました。
【お風呂に入るときのポイント】
・寝る1時間前には入る
・お湯の温度は38℃~40℃
【お風呂に入る効果】
・身体の深部体温を上げる
・お湯に入ることでリラックスできる
・全身の血の巡りを良くする
・筋肉の緊張をほぐす
お風呂に入って身体の深部体温を上げることが大切になります。お風呂から出ると深部体温が徐々に下がっていきますが、そのとき身体は睡眠に向けた働きをします。
深呼吸する
お布団やベッドに入って眠れないときには、目を閉じた状態で深呼吸をすることで副交感神経の働きを優位にすることができリラックスできます。深呼吸するときは腹式呼吸がおすすめです。
【腹式呼吸の方法】
・鼻から4秒掛けて吸いながらお腹を膨らます。
・口から4秒掛けて吐きながらお腹を凹ませる。
ストレスを感じているときは呼吸が浅くなり酸素不足になるので、ゆっくりと深呼吸することで酸素を体に取り入れます。酸素が身体中に行き渡ることで落ち着きを取り戻すことができます。
布団から出て少しゆっくり過ごす
これは私が実際にしていることで、気持ちを一旦リセットするという意味でしていますが結構効果がありますので紹介します。
お布団に入って部屋を暗くして30分とか1時間しても眠れないときはお布団から出ます。リビングに行ってホットミルクやココア・ハーブティなどを飲みながら音楽を聴いたりして、ゆっくり過ごします。
温かい飲み物を飲むことで体の体温を少し上げておくと眠りやすくなります。
このときにしないほうがいいことがあります。
・パソコンやスマホを見ない
・カフェイン入りの飲み物を飲まない
まとめ
仕事でヘマをしてしまったときや、上司や取引先などから怒られることが続いたときなど飲みに行って気晴らしをしますが、それでも私が思っている以上にストレスとなっていることがあります。自分のストレスのキャパは分かりにくいですが、体調が良くなかったり、疲れやすかったり、集中力がなかったりするときはストレスを強く感じているときが多いです。
また、寝付けない、眠りが浅いときも同じようにストレスを強く感じていることがありますので、そのようなときに眠れないときには紹介した対処法を試してみては如何でしょうか。