寝不足が続くと身体がだるくなったり、判断が鈍くなったりすることがありますよね。でも、睡眠時間って何時間が理想なのか知っていますか。6時間、7時間、8時間・・・何時間が理想の睡眠時間なのでしょう。また、睡眠不足ではなく睡眠負債とも言われる寝不足は、脳や身体に蓄積されていくということが分かってきています。単なる寝不足が徐々に蓄積されて思いもよらないことが身体に起こる可能性があります。理想の睡眠時間と睡眠不足が身体に与える影響についてお伝えします。
人間は眠らないとどうなるの?
徹夜をしたことがあると思いますが、1日や2日徹夜しても平気でした。若さゆえなのかも知れませんが元気ですよね。でも、連続徹夜したときには眠りにつくと何をされても起きないほど熟睡してしまい、また睡眠時間も10時間とか15時間とか眠ってしまいます。
眠らないと人の身体はどうなるのでしょう?
・精神不安定になる
・イライラする
・幻聴が聞こえる
・被害妄想が強くなる
・単純な計算が出来ない
・ろれつが回らない
・言い間違えが増える
などの影響があります。確かに、私も2徹3徹したときは、口が上手く動かなかったり、言い間違えることが多かったように思います。
ショートスリーパーになれるの?
友達とかといる時間が楽しくて睡眠時間を減らしてでも遊んだりすることもあれば、仕事が忙しくて睡眠時間を減らして働くこともあります。周りの人で睡眠時間4時間でも大丈夫とか、ほとんど眠らなくても平気という人がいますが短時間睡眠でも平気な人をショートスリーパーと言いますよね。
以前、時間管理術みたいな勉強をしたときに1日24時間は誰もが同じ。この時間をどう使うかが成功するか、しないかを決めるという。それは睡眠時間をどれだけ減らせるかということで、1日1時間減らせば年間365時間、1日2時間減らせば年間730時間もの時間を作ることができ、より成功に近づけるというものでした。
そうです。睡眠時間を減らしてショートスリーパーになれ!ということです。
単純に睡眠時間を削ったらショートスリーパーになれるのかというと実は違います。ショートスリーパーは遺伝子によって決まることが分かり、短時間睡眠でも大丈夫なのは遺伝であるということなので誰でもなれるということではないのです。
理想の睡眠時間
理想の睡眠時間は何時間なのでしょうか。今の私の睡眠時間は5時間ですが、休日は昼寝をしてしまいます。なので、1日の睡眠時間は足りていないのだろうと思います。寝起きが悪いわけではありませんが、朝は起きてから1時間くらいはボーッとしています。
では、理想の睡眠時間は何時間なのでしょうか?
理想の睡眠時間についての調査結果があります。それによると、睡眠時間は7時間が一番良いとされていて、6時間または8時間でもいけないようです。いけない理由としては7時間睡眠の人に比べて短い6時間睡眠の人、また長い8時間睡眠の人は7時間睡眠の人に比べて亡くなる率が1.3倍になるというのです。
睡眠時間が短いと身体に起こる5つの影響
寝不足が続いたから、休日に寝だめすればいいかなぁと思っていた今までの常識は非常識になってしまいました。というのは、睡眠時間が足りていない分は脳や身体に蓄積されてしまい身体に影響が出るということです。これを睡眠負債といいます。この睡眠負債が溜まっていくと、どんな影響が身体に出るのでしょう。
睡眠時間が短いと
・インスリン分泌が悪くなり血糖値が高くなり糖尿病になる
・食欲抑制ホルモンのレプチンが出なくなり太りやすくなる
・食欲促進ホルモンのグレリンが出て食欲が増し太る
・交感神経がずっと優位になり高血圧になる
・精神不安定になりうつ病、アルコール依存などの発症率が高くなる
ということが分かっています。
まとめ
睡眠って、思っていた以上に重要だということ分かります。今までは、単なる寝不足で済まされていて寝だめすれば解消するという認識でいましたが、睡眠時間が足りていなかった分は体に蓄積されていき、様々な異変が現れます。
それも、理想の睡眠時間の7時間よりも短くても長くてもダメということです。
この睡眠負債を解消するためにはどうしたらいいのかということも踏まえて睡眠に関して勉強していきたいと思います。