外で仕事をする人、代表的な仕事と言えば、建設や工事現場の人や交通警備員の人たちを思い浮かべますよね。
炎天下の中、日陰がない場所で1日中、外で仕事を頑張ってくれています。
想像しただけでも、熱中症になりやすい環境にいることはわかりますよね。
屋外で仕事をする人の熱中症対策と予防についてまとめています。
屋外で仕事をする人が熱中症になりやすい理由とは?
外で仕事をする場合は熱中症になりやすいことは、分かりますよね。
ずっと暑い炎天下の中で仕事・作業をするので、筋肉が熱を発生させ体内温度を上げます。
それに、大量に汗をかくから脱水症状にもなりやすく、適切な水分補給と休憩を取らないと、熱中症になるリスクが高くなります。
熱中症の年齢階級別・発生場所別での患者数
外で体力を使う仕事は比較的男性が多いですよね。
「熱中症の年齢階級別・発生場所別感謝数割合」のグラフを見ても、働き盛りの男性19歳から64歳までで熱中症を起こしているのが「作業中」が一番多いいのが分かります。
仕事中に熱中症になる人が多いのが「建設業」。
通気性や汗の吸収率が低い作業着やヘルメットなどを着用しないといけないため、熱がこもりやすく、熱中症になりやすいのです。
外で働く人が熱中症になりやすい理由
- ヘルメットなどで頭に熱がこもりやすい
屋外での作業は頭部に直射日光があたり、ヘルメットをかぶっていると、通気性が悪く、熱がこもります。 - 肉体労働で熱を大量に発生させ体温が上昇する
筋肉を酷使する作業は、熱を発生させ、体温を下げるために大量にかくため脱水症状になりやすいです。 - 労働時間が長い
作業時間が長く、休憩時間を十分に取ることができない場合があり、水分補給が遅れて脱水症状になり、重度の熱中症になります。 - 通気性の悪い作業着
安全服や防護服などの作業着、安全のためのヘルメットや手袋、安全靴など体全体を覆う服装は、体に熱をためやすいく熱中症になりやすいです。
屋外で仕事をする人の熱中症対策と予防
- 暑さに慣れる
外で仕事をする人は、暑さに慣れていない1日目または2日目に熱中症になる人が多く、暑さに慣れていないため、体温調整が上手く出来ていないのです。作業環境に慣れるまでは多めの水分補給と塩分摂取をしましょう。 - こまめに小休憩を取る
1時間を超える連続作業時には、涼しい場所での小休憩を取りましょう。作業着などを脱いでこもった熱を逃し、クールダウンしましょう。 - 水分・塩分摂取を容易にできるようにする
水分補給、塩分摂取は自由に出来るようにしましょう。体調は、人それぞれ違うため、自分にあったタイミングが重要になります。
建設現場、工事現場などで働く人は1時間で2リットル近い汗をかく人もいますので、意識して水分を飲むように心掛けましょう。
私は、塩飴を1つ舐めながら水を飲んだりして、水分と塩分を摂っています。
外で仕事をする人の熱中症予防
外で働く場合、監督者・上司などが予防対策を積極的にしましょう。
- WBGT値の低減など
- 休憩場所を整備する
- 作業時間の短縮
- 外での作業に慣れさせるための期間を設ける
- 定期的な水分と塩分を摂取する
- 透湿性、通気性の良い服装にする
- 作業中の巡回を行い、健康状態の確認をする
外で働く人の熱中症のチェックリストも活用するといいです。