朝目覚めたときに頭がボ~ッとするときがあります。目が覚めたら「寝たぁ、スッキリしたぁ」という感覚を味わうことが少なくなったような気がします。でも、起きたときから頭がスッキリしていると1日の始まりが良いものになる気がしませんか。寝起きが気持ちいいと、良いことがありそうだし気持ちも違います。朝起きたときボ~ッとする、頭がスッキリしないといに試したい5つの解消法、対処法についてまとめました。
目次
頭がスッキリしない・ボ~ッとする原因
朝起きたときに頭がボ~ッとするのは、脳の疲れが取れていないのが原因です。脳は起きているときは様々な情報が入ってきて処理を行なっています。勉強や仕事をしているときも、テレビや音楽を観ているときも、会話をしているときも脳は働いているので疲労が溜まっていきます。
疲労が溜まると集中力が欠けてきますし、判断力や記憶力も低下して効率が悪くなります。約束や言われたこと、指示されたこと忘れたりすると大きなミスに繋がることもありますので、寝起きの頭をスッキリとさせるのに簡単で効果が出る方法を5つ紹介します。
朝起きたときに頭をスッキリさせる5つの方法
朝起きても頭がスッキリしない・ボ~ッとするときの5つの解消法を紹介します。
起きてすぐに深呼吸をする
頭がボ~ッとしている状態、つまりはまだ活動するという準備が出来ていない状態です。そこで、起きたら深呼吸をして身体を起こします。深呼吸をするときにちょっとしたポイントがあります。
息を吸うときは交感神経が優位になり筋肉が硬くなり、息を吐くときは副交感神経が優位になり筋肉が緩みます。この呼吸の働きを利用して身体を活動的にするのが深呼吸の目的です。寝ているときは、副交感神経が優位になっているため筋肉が緩んでいる状態なので、息を吸う時間を長くすることで筋肉が活動的になります。
胸いっぱいに空気を吸い込みましょう。
太陽の光を浴びる
人間の身体には体内時計があります。この体内時計は1日24時間よりも少し長いため、起きたときにリセットしないと時間がズレていき、寝付きが悪くなったり、朝起きるのがきつくなったりします。そのため、毎日、体内時計をリセットする必要があります。
体内時計をリセットして活動モードにするためには太陽の光を浴びることです。部屋に入ってくる太陽の光を浴びるだけ充分なので、日が当たる場所で朝食をしたり、新聞を読んだりすることで体内時計のスイッチが入りスッキリします。
朝食を食べる
朝食を食べない、朝食を抜くという人も多いと思います。でも、身体の疲れが取れないのは朝食を食べないことが原因かも知れません。体内時計を整える役割もありますが、他にも朝食を摂ることで身体には良いことがあります。
・エネルギー補給でパフォーマンスを上げる
・体内時計のリズムを整える
・基礎代謝を上げる
・肥満防止
・便秘予防
・イライラ防止と集中力アップ
夕食から朝食までの時間は長く胃に入ったものが全て消化されてしまいエネルギー不足になっている状態なので、野菜スープなどでもいいのでエネルギー補給をすることで活気溢れる午前中を過ごすことができます。
ツボを押す
目覚めをスッキリさせるためのツボを3つ紹介します。自律神経を整えるツボなので寝起きをスッキリさせたいときだけではなく、眠るときに押してもいいです。
睛明(せいめい)
目頭と鼻の根本の部分を親指と人差指で押します。さらに、左右の目の上の骨に親指の腹を当てて上に上げ、次に左右の目の下の骨に人差指の腹を当てて下げることを繰り返すと視界が開けてきます。
合谷(ごうこく)
人差し指と親指の骨の合流点から、やや人差し指側のくぼんだところにある合谷を反対側の親指と人差し指で挟むようにして押します。
百会(ひゃくえ)
頭のてっぺんにある百会というツボを押すことで気分が晴れてきます。
体温を上げる
起きたときは体温が低いと起き上がるのも辛いし、だるさや疲れを感じて身体が重いです。これは、体の体温が低いため、活動モードに切り替わっていない状態です。そこで、体の体温を上げることで覚醒を促します。
時間があれば熱めのシャワーを浴びることで肌を刺激することもできますし、体温を上げることもできます。温まると疲労回復効果が期待できるので体が軽くなりますし、さっぱりすると気分も違ってきます。
冬はシャワーを浴びたあと部屋が寒いと湯冷めしたり体調を崩すこともあるので足湯がおすすめ。
折りたたみ式の足湯バケツを使うと収納も楽だし、テーブルの下に置いて朝食を食べならが足湯に浸かることで体温を上げることができます。
まとめ
朝、起きたときに頭がボ~ッとしたり、スッキリしないときに試すといい5つの方法です。私は、朝食を抜いていましたが、便秘解消も含めて朝食を食べるようになり、午前中は集中力が上がり仕事でのミスも減りました。元気が出てやる気に満ち溢れてるという感じを数年ぶりに味わいました。
眠い目をこすりながらトボトボと歩いて、バスや電車に乗って座れたらまた寝てしまうような生活でしたが、朝食を食べたり、シャワーを浴びたりすることで眠気がなく、移動中に座れれば読書の時間にしたり、音楽を聴いたり、自己啓発の音声を聴いたりと時間を有効に使うことができるようになりました。