熱中症対策に水分補給をしましょう!
水分を摂るのは大切なことですが、あなたは「何を飲んで」水分補給していますか?
もしかしたら、その水分補給は間違っているかも知れませんよ。
熱中症の予防になる飲み物について調べてみました。
水分補給は目的に合わせた飲料を飲む
飲み物 | 熱中症 | 注意点 |
水 | △ | カロリーが無く水分補給に向いているが、塩分が入っていないため、熱中症予防には向かない。 |
お茶 | × | カフェインの利尿作用があるため飲み過ぎに注意。水と同じく熱中症予防には向かない。 |
アルコール | × | 利尿作用が高く、水分補給にならない。 |
スポーツ飲料 | ◎ | 塩分も補給できるので熱中症予防に向いているが、カロリーが多い。 |
トクホ飲料 | △ | ダイエット向き。お茶系のトクホ飲料は利尿作用があるため熱中症予防には向かない。 |
ジュース | × | カロリーが高すぎで、水分補給には向かない。 |
熱中症対策のために必要なのは水分補給ですが、ただ水分を飲むだけでは熱中症の予防にはなりません。
水分補給にお茶を良く飲みますが危険
熱中症予防のためにお茶を飲む人が多いですが、お茶は熱中症予防になりません。
- 利尿作用で水分を体外に排出してしまう。
- 塩分が無いため、体内の塩分濃度を薄めてしまう。
スポーツジム、運動、屋外での仕事など大量に汗をかく人達でも、お茶しか飲まない人がいますが、これは危険です。
熱中症予防に効果的なのはスポーツドリンクですが、糖分と塩分の濃度を確認してみましょう。
熱中症予防にはスポーツ飲料がおすすめ!
市販のスポーツ飲料の成分が分かる表です。
一番適している飲料は「ポカリスエット イオンウォーター」になります。
- 塩分(Na)濃度
熱中症予防には塩分摂取も必要になり、水分補給する時には0.1~0.2%(Na濃度40~80mg/100ml)の塩分濃度が適しています。 - 糖分(炭水化物)濃度
飲んだ水分が吸収されやすく、汗による脱水改善に役立つのが糖分です。糖分は100mlあたり3g以上の濃度になると吸収速度がおそくなるので2g程度が適しています。
市販のスポーツドリンクで熱中症予防する方法
ポカリスエットの場合
準備するもの
- ポカリスエット 500ml
- ペットボトル容器1.5L(空)
- 塩
作り方
- 空の1.5Lの容器にポカリスエット500mlを入れる
- 塩1.5gを入れる
- 容器がいっぱいになるまで水を入れて出来上がり
ポカリスエットの粉からの作り方
- 1/2袋を1.5Lの水に溶かす
- 塩1.5gを入れて出来上がり
アクエリアスの場合
準備するもの
- アクエリアス 1L
- ペットボトル容器2L(空)
- 塩
作り方
- 空の2Lの容器にアクエリアス1Lを入れる
- 塩3gを入れる
- 容器がいっぱいになるまで水を入れて出来上がり
塩分濃度に気をつけて、熱中症対策用ドリンクを作るといいです。特に運動やスポーツ、外が働く人にはおすすめです。
通っているスポーツジムのインストラクターの先生に教えてもらいました。結構、高齢者の人が多く、熱中症対策には気を使っていますね。とても勉強になります。