病院の先生に血圧が高いと言われて、家庭でも血圧を測るようにとも言われました。
今まで、血圧計を使ったことが無く、使い方が良く分からないけど、適当な時間に、適当に腕を突っ込んで測ってました。
でも、正しく血圧を測るための測り方があるんですね。
血圧は1日を通して一定してるんじゃないの?
画像のように血圧は1日の中で、高い時と低い時があります。
朝に測ったり、昼に測ったり、夜に測ったりと測る時間をバラバラにすると正しい血圧を測ることができないんですね。
朝、起きた時に血圧を測って高い時には注意が必要の場合があります。
寝起きに血圧を測って数値が高い時は要注意ってことだね。
家で測ると正常なのに、病院で測定すると高血圧になるですよね。
これは、白衣高血圧と言って、病院ではリラックスして血圧を測ることができない状態になっています。
だからこそ、定期的に血圧を測ることが重要になってくるんですね。
血圧を正しく測るための時間と条件
血圧は1日に何回測ったらいいのでしょうか?
働いていると帰りが遅く疲れ切っているから、お風呂に入ったらすぐに寝てしまいます。
朝は疲れを取るため、ギリギリまで寝ているから、起きてから家を出るまで30分と忙しいし、会社に血圧計を持っていく訳にも行きません。
先生が言うには、決まった時間に測定することが大事だとのことで、血圧を正しく測定するためには、次の条件で測ることを勧められました。
朝
- 起床後1時間以内
- 排尿後
- 薬を飲む前
- 朝食前
- 血圧計の前に座って1~2分後
夜
- 寝る前
- 入浴や飲酒の直後は避ける
- 血圧計の前に座って1~2分後
1日朝と夜の2回測るのが基本です。
あとは、体調が優れない時や、血圧が高いと感じた時に測るようにします。
朝、決まった時間に測るとことが、早朝高血圧を発見するのに、とても大事なことになります。
血圧を正しく測るには座って測る
家で血圧を測る時に、横になって測る人がいますが、基本は座って測ります。座って正しく血圧を測るためには、次の3つのことに注意します。
- カフは心臓の位置に合わせます。
カフの位置が心臓より上だと血圧が低く、下だと血圧が高く測定されてしまいます。 - カフは指1本が入る位のキツさで巻きます。
カフの巻き方がきついと血圧は低く、ゆるいと高く測定されます。 - 薄手のシャツまたはTシャツで測ります。
上着の袖をたくしあげると腕を圧迫して正確に測ることができません。
血圧を測るとき、右と左どっちで測るの?
利き腕でない方で測定することが一般的です。
でも、病院の先生は次の方法で右と左のどちらで測るかを決めるようにと言われました。
- 一度、左右で血圧を測って、その差を確認します。
- 差が無い場合は、利き腕と逆の腕で毎回測るようにします。
- 差がある場合は、数値が高い方の腕で測るようにします。
血圧を測るのって結構面倒!
血圧を図る場合には、
- 毎日決まった時間に
- 決まった条件で
- 正しい血圧計の測り方
で血圧測定することが、とても大切なことはよく分かりました。
血圧は、体の変化により数値が大きく変化するから、正しく血圧を測ることで、血圧の変化に早く気が付くことができるのです。
働いていると毎日同じ条件で測定するのが難しい面もありますが、出来る限り、時間帯や条件を守った上で血圧を測るようにしましょう。
眼科で血圧を計ったら、上が200を越えていた!
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