熱中症になったら、速やかな治療が必要です。重症化が進んでしますと亡くなってしまうこともありますので、軽視せずに自分で対応できないと思った時にはすぐに病院に行くか、救急車を要請しましょう。
診察や治療をスムーズにするために抑えておきたいチェックポイントがありますので、そちらをまとめました。
正しい情報をきちんと伝える
熱中症になった時の情報を病院の先生に、きちんと伝えないと診察に時間が掛かり、処置が遅れることがあります。
処置が遅れるということは、熱中症の症状も進んでしまい、さらに重症化する可能性があるということです。
そのため、本人ないしは付き添いできた人が正確に状況を伝える必要があるのです。
伝える内容は、熱中症になるまでに何をしていたのか、水分は摂取していたのか、体調はどうだったのか、発症してからの症状と手当ては何をしたのかなどを伝える必要があります。
熱中症で病院に行く際に抑えておきたいチェックリスト
熱中症になるまでの状況
- 食事や水分、塩分を摂っていたか
- 活動場所は屋内だったのか、屋外だったのか
- 気温や湿度はどのくらいだったのか
- どれくらいの時間いたのか
- 活動は何をしていたのか
- 服装は?帽子はかぶっていたのか
- いつもと違う点が何かあったか
熱中症になったときの症状
- 失神、立ちくらみ
- 頭痛
- めまい
- のどの渇き
- 吐き気、嘔吐
- 倦怠感
- 体が痛い
- 体温が高い
- 意識が遠い
- 汗をたくさんかくまたはかかない
- 言動がおかしい
- どのような手当てをしたのか
生活習慣や状況は?
- 今シーズンはいつから運動をし始めたのか
- 体調はどうだったのか
- 睡眠は十分に取れていたのか
- 風邪は引いていなかったか
- 二日酔いではなかったか
- 身長や体重は
- 熱中症になったことがあるか
- 糖尿病や高血圧などの病気があるか
- 飲んでいる薬があるか
- 飲酒、喫煙していないか