毎年、冬になると流行るインフルエンザですが、何月くらいからインフルエンザになる人が増えてくるのでしょうか。
気を付けないといけないのは冬だけで、他の月はインフルエンザについては、気を付けなくてもいいのか調べてみました。
インフルエンザが流行する時期は12月頃から
インフルエンザの入院患者数をグラフに表したもので、2011年からの推移となっています。
12月からインフルエンザになる人が増えてきて1月をピークに落ち着いていくということが良くわかります。
インフルエンザのピークは1月で、11月から3月まで流行します。
その他の4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月は、全くインフルエンザにかかる人がいないという訳ではありませんが、極端に少ないという状況です。
インフルエンザは低温・乾燥を好むウイルス
インフルエンザが流行る11月から3月までの冬の時期に流行るのには、インフルエンザウイルスの特徴が影響しています。
インフルエンザは、低温で乾燥をしている環境を好む
インフルエンザは、高温で多湿の環境を弱点としている
低温で乾燥している環境を好むインフルエンザだから、11月頃から患者が増え、1月にピークを迎えることがわかります。
対策としては、弱点である多湿の環境を作ってあげることが大切になります。部屋の湿度を50~60%程度に保つようにするといいです。
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ワクチンを打っても効果は3~6ヶ月だから毎年流行る
毎年、インフルエンザのワクチンを打っているのに、インフルエンザは毎年流行しますよね。その理由には2つあります。
インフルエンザワクチンの有効性が3~6ヶ月
毎年、インフルエンザワクチンを打っていますが、ワクチンの効果は1年持たないということで、毎年ワクチン接種をする必要があります。
ワクチンって聞くと、1度だけ打てばいいというイメージがあったけどインフルエンザは違うのね。
今年流行するインフルエンザの型とワクチンが一致すればある程度は抑えられる
インフルエンザの型にはA型、B型、C型の3つがあり、今年流行する型をある程度予想してワクチンを作っています。
そのため、A型ワクチンを打ってもB型が流行ると流行しやすくなるという傾向にあります。