血圧を下げる、高血圧改善になるペプチド配合のサプリがたくさんあります。ペプチドエースや胡麻ペプチド、アミールS、いわしペプチドなどトクホに指定されている健康食品が多くあります。
ペプチドという成分が、血圧降下に作用することは分かりますが、そのメカニズムや実験データ、おすすめのペプチド食品を調べてみました。
血圧を下げるペプチドという成分のメカニズム
ペプチドが血圧を下げる働きについて色々と調べてみましたが、難しいことがたくさん書いてありましたが、簡単にまとめてみます。
血圧を調整する「アンジオテンシン」という物質が血液の中にあり、アンジオテンシンには「Ⅰ」と「Ⅱ」があります。
アンジオテンシンⅠがアンジオテンシンⅡに変化すると血圧を上げる働きをすることが分かっています。そして、ⅠからⅡに変化する際にACE酵素(アンジオテンシン変換酵素)というものが原因で変化することも分かっています。
ペプチドは、このACE酵素の働きを妨げる役割りがあることから、ペプチドが含まれている食材が注目されているんです。
わかめに含まれているペプチドの血圧降下の実験
海藻類を多く食べている地域では脳卒中になる人が少ないということが調査によって分かり、海藻類の中でもペプチドが豊富に含まれているわかめを粉末にしたものを高血圧の人に食べてもらうと血圧やコレステロール値が低下したという実験データがあります。
わかめに含まれているペプチドを10週間、高血圧の人が食べたところ、明らかに血圧が下がることが証明されました。
血圧を下げるのにおすすめできるわかめペプチドゼリー
きちんとした研究機関で、わかめペプチドが血圧を下げる効果が実証され、商品化されたのが「わかめペプチド粒タイプ」という特定保健用食品(トクホ)です。
上記のグラフで分かるように、高血圧の人に食べてもらい、2週間で血圧が10ほど低下したというデータがあります。