健康診断や自宅、病院などで血圧を測っても上下ともに正常値だから安心だと思っている人の約4割の人が、会社で働いているときの血圧が高血圧になっていることがあります。
働いているときに、激しい頭痛や頭が重い、倦怠感を感じたら高血圧に注意が必要です。
仕事のストレスと高血圧になる人が約4割との結果と、会社で血圧が上がっているなというときに血圧を下げる3つの改善方法をまとめました。
目次
会社にいると血圧が上がる?
健康診断で血圧を測っていて、正常値だから大丈夫と思っている人も、会社にいるときは血圧が上がっているかも知れません。
というのも、次のような血圧の調査結果があります。
このことから分かるように、仕事をしているときに血圧が上がる傾向にあることが分かります。
さらに、喫煙者はタバコを吸うことで血圧が上がります。
健康診断のときは、仕事から開放されてストレスが少ない状況にあり、タバコも吸っていない状態で血圧を測るので正常値になっているだけなのです。
会社にいる時間は、とても長いですよね。8時間は仕事をしている訳ですし、残業があれば10時間以上仕事をしてストレスを感じていることになります。
これは長い時間、高血圧状態もなっていることを表しています。でも、健康診断では血圧が正常値だったから自分は大丈夫だと思っている人が大半なので、治療が遅くなることが多いのが現状です。
自覚症状としては、頭痛・頭が重い・めまい・耳鳴り・動悸・胸の痛みなどの症状を感じたら、血圧が上がっているかも知れないと注意する必要があります。
仕事場で血圧が上がる人はこんな人
43歳以上の人
太っている人
検診で上の血圧が130mmHg以上の人
両親のどちらかが高血圧がある人
会社での血圧上昇を改善する3つの方法
会社で怒ったりしない
会社はストレスが溜まりやすいので、大声を出したりすると血圧が上がります。怒るほうも怒られるほうも血圧が上がるので注意が必要です。
ストレスを溜めずにリフレッシュ
ストレスを発散するために、休みの日には外に出掛けてリフレッシュしたり、軽い運動をして気分を入れ替えたりしてストレス解消しましょう。
イライラしたら深呼吸
仕事でイライラすることがあったら、外に出て深呼吸することで副交感神経が働き、血圧を下げる働きがあります。