インフルエンザに感染して38℃以上の高熱が出てつらいから熱を下げるために、市販の解熱剤バファリン、ロキソニン、ボルタレンを飲んでもいいの?
それとも、市販の解熱剤は飲まないほうがいいの?という疑問があり、調べてみました。
インフルエンザの時に解熱剤を飲むと重症化の恐れがある
インフルエンザに感染すると38℃以上の高熱が数日間続きます。その時に病院に行って、きちんと診断してもらうことが大切ですが、風邪だと思って解熱剤を飲んでしまっていることありませんか?熱が下がらずになぜ効かないんだろうと・・・。
熱を下げたい一心で、バファリン、ロキソニン、ボルタレンなどの解熱剤を飲むのは危険です。
インフルエンザに感染している場合、解熱剤の種類によっては、インフルエンザ脳炎やインフルエンザ脳症になったり、肝機能に障害がでるライ症候群になることがあります。
飲んでいい解熱剤はアセトアミノフェンだけ!
サリチル酸系製剤、ジクロフェナクナトリウムを含む製剤、メフェナム酸製剤をインフルエンザに感染しているときに飲むとインフルエンザ脳炎・脳炎を悪化させる恐れがあります。
そのため、アスピリン・ロキソニン・ボルタレンなどは禁忌と言われています。使用してはいけないということです。
インフルエンザに感染しているときに飲んでいい解熱剤はアセトアミノフェン(またはイブプロフェン)のみです。カロナール、ピリナジン、座薬のアンヒバ、アルピニーになります。
解熱剤の箱の裏に書かれている成分にアセトアミノフェンと書かれているものを探すか、薬局の薬剤師に相談するといいです。
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10月~3月の高熱には注意!
インフルエンザが流行する10月~3月の期間に38℃以上の高熱が出た時には、市販の解熱剤を服用するのは止めましょう。
医療機関を受診して、診断してもらうことが一番安全で安心です。どうしても、解熱剤を飲むときには、なるべくアセトアミノフェン系の解熱剤を使用しましょう。