毎年、10月~3月に掛けてインフルエンザが流行します。高熱が出たり、倦怠感や関節の痛み、場合によっては重症化する恐れがあります。
インフルエンザの感染を防ぐためには、体内にインフルエンザウィルスが入ってくるのを防ぐことと、周囲にうつさないことが大切です。
インフルエンザの感染を広げないため、そして感染しないための予防対策を一人ひとりがしっかりと行いましょう。
目次
インフルエンザの感染経路は2つ
インフルエンザに感染する経路は飛沫感染と接触感染の2つです。感染経路を知ることが予防対策の1歩になります。
飛沫感染とは?
1.感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒にウイルスが放出します。
2.別の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込み感染します。
※学校や会社、電車やバス、人が多く集まる場所が主な感染場所です。
接触感染とは?
1.感染者がくしゃみや咳を手で押さえてする
2.その手で周りの物に触れて、ウイルスが付着する
3.別の人が、ウィルスが付着した物に触って、ウィルスが手に付着する
4.その手で口や鼻を触って粘膜から感染する
※ドアノブやスイッチ、つり革などが主な感染場所です。
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インフルエンザの感染予防の5つの対策
インフルエンザから身を守るためには、自分でできる5つの予防対策をして体内にウイルスが入ってくるのを防ぐようにしましょう。
正しい手洗いをする
- 学校や会社、外出先から帰宅したとき
- 咳やくしゃみを手でおおったとき
- トイレを使用したあと
- 食事の前
- 食品を取り扱うとき
アルコール消毒液で除菌する
デパートや会社、学校でもアルコール消毒液が用意されている場所が多くあります。外出先から戻ってきたりしたときには、アルコール消毒液で、除菌しましょう。
インフルエンザウイルスはアルコール消毒で除菌することができます。
マスクを着用する
他人の咳やくしゃみ、つばなどの飛沫感染を防ぐためには、マスクを着用しておくことがとても大切になります。
たまに、鼻だけを出している人がいますが、鼻の粘膜からインフルエンザに感染することがあるので、マスクを着用する時はしっかりと鼻まで確実に覆うことがポイントです。
マスクと顔に隙間があると、その隙間から入ってくるので、隙間が無いようにしましょう。
咳をするときのエチケット
周囲にかからないように鼻や口を、ハンカチやティッシュで覆ってする。
鼻や口を覆ったティッシュはすぐにゴミ箱に捨てる。
くしゃみや咳をするときは顔をそらした、離れた場所でする。
くしゃみや咳をした手、ドアノブなどに付着したウイルスからの感染を防ぐためにこまめに手洗いをする。
インフルエンザ予防接種を受ける
予防接種は、インフルエンザに感染したときの症状を軽くする効果があります。インフルエンザワクチンの効果期間は、5ヶ月程度なので、毎年受けることになります。
流行り始める11月に予防接種を受けることで、終息する3月まで効果があるということになりますので、早めに受けておくといいです。