厚生労働省のインフルエンザ予防接種に関する情報を見てみると、13歳以上は接種回数1回となっていいます。
そのため、インフルエンザ予防接種は1回で有効性が高いと思っていると思いますが、実は13歳以上、大人も含めて、その考えは少し違います。
インフルエンザ予防接種の1回接種と2回接種の有効率についてまとめました。
1回の予防接種では有効率が低いという真実
日本臨床内科医会が行なった季節性インフルエンザに対するワクチンの有効性の研究について発表されている内容です。
13歳から64歳のインフルエンザ予防接種1回の有効率は64%、2回接種のときは94%という研究結果となっています。
2回接種の有効性が確認されています。
仕事を休むことができない人や受験生は、念のため2回接種しておくといいです。
13歳以上が1回接種になった理由
大人がインフルエンザ予防接種が1回になのは、1回の接種で十分な抗体が体内にできるからではありません。
2001年にインフルエンザワクチンが不足したことで政府が1回接種を推奨したことで、その流れが今も続いているだけであり、1回接種でいいということは明確になっていないのです。
インフルエンザ予防接種は全額自己負担なので、料金を考えると2回接種は負担が大きいですが、会社を休むことが出来ない人や受験生は2回接種にして予防対策をしておくことも必要なことだと言えます。
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2回接種するときの注意点
2回接種するときには、間隔を開けて接種する必要があります。
目安としては、2回目は2週間から4週間は間隔をあけてインフルエンザ予防接種を受けるようにします。
病院の先生によれば、大人の人が2回接種する場合は、4週間あいだをあけて接種することをおすすめしますとのことです。