ニキビができて、なかなか治らないと悩みを持っている人も多いと思います。思春期の子供に多くニキビが出ますが、大人でもニキビが発生することがあります。場所は、おでこや頬などにできてしまうことが多いですよね。
ニキビが発生する原因の1つはストレスです。ストレスとニキビの関係を知って適切な対処法を行ないましょう。
目次
ストレスには心理的要因と物理的要因がある
一言でストレスが肌に悪いと言われますが、ストレスには「心理的ストレス」と「物理的ストレス」があり、それぞれのストレスについて知りましょう。
心理的ストレスでニキビが悪化
心理的ストレスとは、感情によるストレスのことで不安や怒り、不満などが該当し、人間関係のトラブルや仕事の悩み、受験ストレスなどが含まれます。
ストレスが許容範囲以上に掛かり、ストレス過多になると、心と体のバランスを崩してしまいます。この時に肌にも負荷がかかり、ニキビができる原因になります。
物理的ストレスでニキビが悪化
心理的・精神的ストレスは良く聞くと思いますが、物理的ストレスでもニキビができたり悪化したりする原因になります。
物理的ストレスとは、寒暖差の激しい温度調整、騒音などの環境による不快感を覚えるようなことをいい、自律神経のバランスを崩してニキビが出来やすくなります。
ストレスが原因でニキビが出来やすくなる
ストレスは健康だけでなく、肌トラブルにも繋がり、ストレスと身体に与える悪影響は科学的にも立証されています。ニキビができる仕組みを理解して、予防や治療に役立てて行きましょう。
ストレスを感じると男性でも女性でも、男性ホルモンとノルアドレナリンが分泌されます。これらは、皮脂の分泌を促す働きがあり、長時間の間、ストレスを受け続けたり、感じていると毛穴から脂が出てきて、脂っこくなります。
男性ホルモンは肌を固くする働きがあり、分泌される皮脂を毛穴に閉じ込めてしまう原因になります。こうなると、皮脂や脂が毛穴から出てこれなくなり、毛穴が詰まり、毛穴の中で悪玉アクネ菌という菌が繁殖して炎症を起こします。これが、ニキビになります。
ストレスによるニキビの予防とケア方法
ストレスを解消してあげることがまずは大切になります。ストレスを全く感じない生活は無理だとしても、軽減することはできます。
人によってストレス解消法は違うと思いますが、私が行なっているストレス解消法を10個紹介しますので、参考になればと思います。
- 好きな歌を大声で歌う
- 運動して汗をかく
- 映画やドラマなどをみて泣く
- 部屋の掃除や模様替えをする
- ストレスに感じていることを都合よく解釈する
- 大人の塗り絵をする
- 瞑想する
- 新聞などを丸めて投げる
- 好きな珈琲や紅茶などを飲む
- 家族や友達に話してストレス発散する
ストレスを軽減することは、ニキビだけでなく健康管理にも役立ちます。特に思春期をむかえている子供や受験生の子供にもストレスを発散する時間を作ってあげましょう。