インフルエンザの感染した場合の治療薬としては、タミフルやリレンザなど4種類の薬があります。
インフルエンザ治療薬の種類別に、子供への使用についてまとめました。
子供のインフルエンザ治療薬の投与目安
治療薬 | タミフル | リレンザ | イナビル | ラピアクタ |
服用方法 | 内服薬 | 吸入薬 | 吸入薬 | 点滴薬 |
0歳~1歳未満 | × | × | × | ● |
1歳~5歳歳未満 | ◎ | × | △ | ● |
5歳~10歳未満 | ◯ | ◎ | △ | ● |
10歳~20歳未満 | △ | ◎ | ◯ | ● |
20歳以上 | ◎ | ◎ | ◯ | ● |
◎:推奨 ◯:使用可 △:勧めない ×:使用不可 ●:入院後に考慮
かかりつけ医の先生に聞いた、子供へのインフルエンザ薬の投与目安です。他の医療機関では、違うことがあるかも知れませんが、目安として参考にして頂ければと思います。
0歳~1歳未満:抗インフルエンザ薬は使用しません。
1歳~5歳未満:吸入薬のリレンザとイナビルは使用できません。タミフルを第一選択と考えます。
5歳~10歳未満:吸入薬のリレンザを第一選択と考え、吸入ができなければタミフルの使用を考慮します。
10歳~20歳未満:リレンザの使用を考慮します。タミフルは厚生労働省からの連絡に従い原則として使用しません。
20歳以上:タミフルカプセル、リレンザ吸入薬、イナビル吸入薬の使用を考慮します。