ニキビは、毛穴に皮脂が溜まって炎症を起こしてしまうものです。炎症し化膿してした黄ニキビを潰したり、中の膿を自分で出したりすると最悪の場合、クレーターのように肌がくぼんでしまい跡がのこってしまうこともあります。
ニキビの根本的な原因は毛詰りです。毛穴の種類によってニキビとの関係が違いますのでまとめました。
毛穴には3つの種類がある
ニキビは毛穴が詰まって炎症を起こすことでできることは知っていると思います。毛穴には、3つの種類があり、それぞれの特徴とニキビとの関係を知っておきましょう。
産毛とニキビの関係
産毛が生えている毛穴のことを「軟毛性毛包」といい、皮脂を分泌する脂腺が発達していないため皮質の分泌がありません。そのため、産毛状態の毛穴ではニキビができることはありません。
産毛を剃るとニキビが出来にくいということが言われています。余分な皮脂やアクネ菌などの菌や汚れは産毛に多く付着していることが多く、付近のニキビを悪化させてしまう要因の1つになってしまいます。
衛生的に綺麗に保つという意味では、産毛を処理しておくことはニキビ予防の1つになります。
脂腺性毛包とニキビの関係
脂腺性毛包(しせんせいもうほう)は顔や胸、背中にある毛穴のことです。この脂腺性毛包は、皮脂をたくさん分泌して、肌の乾燥を防ぎ、保湿効果がありますが、毛穴が角栓などによって塞がれてしまうことでニキビになってしまいます。
ニキビ治療の薬として、抗炎症薬を塗ることがおおいですが、炎症を抑えるための薬で黒ニキビ以降の悪化を抑えるための対処法です。根本的に解消する方法ではなく、ニキビができる原因であるホルモンバランスを整えることがニキビ予防には必要になります。
髪の毛や脇毛、ヒゲなどの濃い毛とニキビの関係
太くて長い毛である髪の毛・脇毛・ヒゲなどのことを終毛性毛包といい、皮脂の分泌ありますが、毛の成長が早いため、毛穴に皮脂が溜まることはほとんどありません。
注意しなければいけないのはムダ毛処理をする際にカミソリですると、肌の保護機能が落ちてしまい、ムダ毛処理のあとにニキビが出来ることがありますのでムダ毛処理後のケアはしっかりとしておく必要があります。