ニキビでできる原因は、「汗をかきやすいから」とか「アクネ菌のせいで」とかと考えてしまいがちですが、根本的な原因は毛穴に角栓が詰まることです。
角栓の詰まりをケアすることで初期のニキビを早期に直すことが大切になります。
角栓の正体はたんぱく質と皮脂
初期ニキビは、小さな毛穴に角栓が詰まることから始まります。この毛穴に角栓が詰まることを微小面皰(びしょうめんぽう)といい、初期段階では、小さな毛穴に起きるため目に見えることはありません。
この状態の頃からケアすることができれば、目に見えるようになるニキビに悩まされることは無くなりますが、ニキビが出来たからケアするというのではなく、ニキビを作らないようにケアするように心掛けるのが、この段階では大切です。
ニキビケアはホルモン調整と保湿で予防
毛穴の角栓を除去する方法というのもいくつかありますが、まずは角栓を作らないための毎日のスキンケアが大切になります。角栓の詰まりをケアする初期段階には、2つのポイントがあります。
ホルモンバランスの調整
運動不足を解消する
運動不足は血行が悪くなり、身体が凝り固まってしまう原因になります。冷え性や生理痛が重くなることにもつながりますので、適度な運動をして、心身ともにリフレッシュすることがホルモンバランスを整えることになります。
イソフラボンを摂取する
イソフラボンには男性ホルモンを活発にするエストロゲンの働きを抑制する効果があります。男性ホルモンが多くなると肌荒れ、皮脂の過剰分泌が起こり、ニキビの原因になりますので、それを抑えるのに大豆などに多く含まれるイソフラボンを摂取するのが効果的です。
腹式呼吸をする
腹式呼吸は自律神経を整える働きがあり、ストレスの緩和や血流を良くすることができます。
ビタミンB群を摂取する
ビタミンB2・・・皮脂の分泌を抑え、肌を健康な状態に保つ働きがあります
ビタミンB6・・・肌のターンオーバーの働きを正常化する働きがあります
ビタミンB12・・・葉酸とも呼ばれ、皮膚の代謝機能を高めてくれます
保湿をする
肌の保湿をきちんと行ないましょう。保湿することで肌のハリやキメを整え、毛穴を引き締めることで角栓の詰まりを予防します。