インフルエンザが流行する10月~3月の時期には、マスクや手洗いなどの予防対策を行なう必要がありますが、感染力が強く、学校や会社、家族などまわりの人がインフルエンザに感染すると、自分も感染する確率が高くなります。インフルエンザ予防接種を受けて、感染時に備えるといいと思います。
そこで、インフルエンザの予防、費用、タイミング、風邪との違い、検査方法について紹介します。
インフルエンザの予防対策
インフルエンザウイルスは、くしゃみなどによりウイルスが飛んだり(飛沫感染)、感染者がウイルスの付いた手で周囲のモノを触り、それが自分の手を介したりして(接触感染)、口や鼻の粘膜にウイルスが付着することで感染します。
インフルエンザを予防するための方法としては、5つあります。
- 正しい手洗い
- アルコール消毒で除菌
- マスクを着用
- 咳をするときのエチケット
- 予防接種を受ける
インフルエンザ予防接種の費用
インフルエンザの予防接種費用は、全国平均で3,200円程度です。平均では東京都が一番高く3,440円、一番安いのが秋田県の2,992円。ただ、平均費用なので、もっと高い医療機関もあれば、安い医療機関もあります。あくまでも目安として下さい。
インフルエンザ予防接種を受けるタイミング
インフルエンザ予防接種を受けても効果はずっと続くわけではありません。そのため、毎年予防接種をする必要がインフルエンザワクチンにはあります。
効果期間の目安としては、予防接種2週間後から約5ヶ月間、効果が続くとしています。抗体のピークは2~3ヶ月目でそれ以降は効果が減っていきます。
インフルエンザピーク時に免疫力を高めるなら、11月上旬~下旬に掛けて接種するのがいいです。
インフルエンザと風邪の違い
インフルエンザが流行する10月~3月に掛けては、風邪を引く人も多くいます。インフルエンザも風邪も症状が似ているため、インフルエンザの検査を受けないと分からないところがあります。
インフルエンザが流行する期間は、インフルエンザだと思い、検査を受けることが大切になりますが、インフルエンザと風邪の症状には大きな違いがあります。
詳しいことは下記の記事で紹介していますのでご覧ください。
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インフルエンザの検査方法
インフルエンザの検査は「簡易検査キット」を使って調べる方法がほとんどです。
- 鼻の奥に細い綿棒を入れて粘膜を採取する
- 採取した粘膜を検体処理液に入れて、検体を抽出する
- 検体処理液を検査キットに滴下する
- キットに陽性ラインが現れるか判定する(所要時間15分)