解熱鎮痛剤として、良く飲まれている「ロキソニン」と「カロナール」ですが、それぞれに特徴がありますので、その特徴を分かりやすく比較してみました。
特にインフルエンザ感染時には注意が必要なものですので確認しておきましょう。
成分・効能・対象年齢・インフルエンザ感染時の服用について
項目 | ロキソニン | カロナール |
---|---|---|
成分 | ロキソプロフェンナトリウム | アセトアミノフェン |
効能 | 解熱・鎮痛 | 解熱・鎮痛 |
年齢 | 15歳以上 | 乳児、幼児および小児 |
インフルエンザ時の服用 | × | ◯ |
ロキソニンとカロナールでは、色々と違いがありますが、アセトアミノフェン成分でできているカロナールはインフルエンザ感染時の解熱剤として飲むことができます。
カロナールは種類が豊富にあり、乳幼児から飲めるのも特徴ですので、インフルエンザが流行する10月~3月頃までは、カロナールを服用したほうが安心できると思います。
効き方と副作用について
項目 | ロキソニン | カロナール |
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効き方 | 鎮痛効果が強い 安全性が高く効き目もよい 一番よく飲まれている |
鎮痛効果が穏やか 長期使用でも比較的安全 比較的安価 |
注意 | 胃への負担が大きくなることがある | アスピリン喘息の方 長期使用時は肝臓への負担を考慮する |
特徴 | 抗炎症作用がある 鎮痛効果が高い |
インフルエンザに使える 妊娠中でも使える |
カロナールはインフルエンザ感染時にも使えますし、子供の解熱剤としても最適です。効き方が穏やかなため、カロナールで効かないときは、ロキソニンに変えてみるのもいいと思います。
ただし、用法用量を必ず守りましょう。また、当情報は薬剤師や公式サイトで情報を聞き、集めたことをまとめていますが、安全性には留意して頂ますようにお願い致します。