血圧が高い人が、血圧を下げるために食生活の改善をまずはしますが、これが続かないんです。
実は私、減塩の食事を心掛けていましたが、病院の先生には悪いけど、1週間持ちませんでした。
食生活の改善に挑戦し、挫折し、また挑戦・・・という繰り返しをしている中で、血圧を下げる食事に慣れるための6つの方法をまとめてみました。
1日あたりの食塩摂取量は?
日本人の1日の食塩摂取量は、平均で男性10.9g、女性9.4gです(平成25年時点)。
高血圧の人の1日の摂取目標量は6g未満なので、普段から大幅に塩分を取り過ぎていることが分かります。
食事に含まれている塩分を減らすのが、どれだけ大変なことかが分かりますね。
血圧を下げる食事に慣れるための6つの方法
- バランスを考えて3品が食事の基本
食生活の改善なので、栄養バランスを考えて1日3回の食事で主菜、副菜ともう一品の3品を揃えるのが基本です。 - 薄味に少しずつ慣れていく
今日の明日で塩分量を6g未満にすると味が薄すぎて食事が美味しいと思いません。少しずつ塩分を減らして薄味に慣れていく必要があります。 - 塩分量を正確に計量する
1日の塩分摂取量は6gが目標ですが、食品にも塩分が含まれているため2g分を差し引いた4g以下で調理しないといけません。そして、何にどれだけの塩分が含まれているのか知ることが重要になります。 - 自分のエネルギー摂取量を知る
1日に必要なエネルギー摂取量を確認し、それに従った食事エネルギーを摂取するようにします。 - 外食は控える
外食は塩分とカロリーが高く、野菜が不足しがち。外食やコンビニ弁当は控えて、弁当を持参するといいです。 - 継続できることから始める
無理なことを続けても断念してしまうだけです。美味しく食べられるようにするために工夫をしたりする飽きのこない楽しみ方を見つけましょう。
意外と知らない塩分と血圧の関係
塩分摂取量を1g減らすと、血圧が1mmHg下がると言われています。
塩分を減らすことが、どれだけ重要か分かって頂けますか。
弁当男子ならぬ、弁当おやじになったら、女性社員から「お弁当にしたんですか?」なんて声かけられるかも・・・わけないか(笑)
ヘルシーだと言われている和定食の塩分量っていくつか知ってますか?
ヘルシーだと言われている和食ですが、どれだけの塩分が含まれているか知っていますか?
以外に塩分量が多いのです。
- アジの開き・・・塩分2.4g
- 揚げと野菜の煮込み・・・塩分2.2g
- わかめ味噌汁・・・塩分1.6g
- たくわん・・・0.9g
以外に多い和定食の塩分
- 魚介の干物は塩分が多い
- 大根おろしにかける醤油も塩分が含まれている
- 練り物にも塩分が含まれ、味付けが濃い目
- たくわんなどの漬物は塩分が多い
- 汁物にも塩分が含まれている
塩分を6gに抑えるのは、かなり大変なことです。料理や調理の工夫が大切になります。
男一人で食生活の改善は出来ませんね。タニタ食堂に通い詰めます。