便秘になると肌にもトラブルが起こりやすいですよね。肌の張りやツヤが無くなる、ニキビが出来る、肌が荒れるなどのお肌のトラブルは便秘が原因かも知れません。必ずしも便秘だけが原因という訳ではありませんが、便秘の人が肌荒れなどの肌トラブルに悩んでいるのであれば便秘が原因のことが多いです。便秘になるとお腹の中に便を何日もためてしまい、便が腐敗して悪玉菌が増殖して有害物質や毒素が発生し肌トラブルの原因になります。

便秘が続くと肌荒れの原因になる

お腹に便が何日間も溜まっている状態、つまりは便秘の状態にあるとき腸の中では便が腐敗を始めています。すると、腸内には有害物質や毒素が溜まることになります。便秘のときにおならをすると、とても臭いですよね。これは便が腐敗して有害物質や毒素が溜まっているためです。

腸が栄養を吸収するときに、溜まっている有害物質や毒素も一緒に吸収して血液にのって全身に送られていきます。血流にのって毛細血管まで流れていくので肌にも有害物質や毒素が流れていきます。すると、肌がカサカサになったり、くすんだり、ニキビや吹き出物が出来るという原因になります。

そのため、便秘は肌の健康にも良くないのです。

腸内で発生する有害物質や毒素とは何？

肌トラブルを起こさないためには便秘を解消して有害物質や毒素を取り込まないようにする必要があります。

有害物質や毒素にはどんなものがあるのかというと、悪臭の原因になるアンモニア・インドール・スカトールなどがあります。また、私達が食べている食事の中では食品添加物や農薬も含まれます。食品添加物や農薬などは国で決められた基準以下であれば健康被害は無いとされていますが、長年摂取し続けたり、便秘により体内にずっと蓄積されることで肌への影響は少なからずあると思います。

実際に便秘のときは、便秘を解消したときの肌の感触やハリ・ツヤの違いを実感していますので。

食品添加物や農薬を避けるためには

有害物質や毒素となる食品添加物や農薬を避けて食事をすることは難しいです。調味料やドリンク、コンビニなどのお弁当などには食品添加物が含まれていますし、野菜などにもアブラムシやナメクジなどの害虫駆除のために農薬が使われていることがあります。では、どのようなことが私にできるのか考えてみました。

・調味料は食品添加物が少ないものを選ぶ

・食品添加物が多く使われている食品を買わない

・ファーストフードでの食事を避ける

・できるだけ無農薬野菜を選ぶ

といったことに気を付けるようにするといいのではと思います。ただ、無農薬野菜や食品添加物が少ない調味料などは値段が高いのでお財布とも相談しないといけないことがあります。出来る範囲で無理なくすることも大切だと思いますね。

まとめ

食品添加物や農薬もそうですが、便秘でお腹にうんちを溜め込んでいることは体には良くないだろうというのは何となく思いますよね。腸内で発生する臭いガスはおならとして体外に出ていくだけではなく、腸から血管を通って肺に送られれば口臭の原因になりますし、肌に送られたり、汗として体外に排出されれば体臭になります。

肌荒れだけではなく口臭や体臭にも関係してくるので、便秘は改善しておいたほうがいいですよね。

朝に1杯の水を飲んだり、運動したり、睡眠をしっかり取ったりすることで便秘を解消していきましょう。