熱中症になった時に、どんな対処をしないといけないのか知っていますか?
日陰や涼しい場所に移動して、体を冷やしたらいいんでしょ!
確かにそうですが、熱中症の初期症状の時と熱けいれん、熱失神、熱疲労、熱射病と症状が進むにつれて応急処置も異なってきますので確認しておきましょう。
日陰や涼しい場所に移動して体を冷やすのが基本!
熱中症かもしれないという時には、風通しの良い日陰やエアコンの効いた部屋に移動しましょう。
意識がしっかりしている、熱中症の初期症状であるめまいや立ちくらみ、筋肉のけいれんなどの症状がある場合は、衣服を緩めて風通しを良くして、水分と塩分を補給して休ませます。
症状が緩和され、大丈夫だろうと思っているとまた熱中症になることがありますので、病院で診てもらうことが大切です。
意識があり、頭痛や吐き気、だるさなどがあるなら、冷たいもので首回り、脇の下、足の付根を冷やし、回復傾向にあっても、症状が改善されない時でも病院での受診をしましょう。
意識が無い場合は、救急車をすぐに呼び、到着までの間に、涼しい場所に移動して、体を冷やしておきます。
意識があるから大丈夫!は危険
意識がある場合でも、
- 体温が38度以上あったり
- 自分で水分を飲むことが出来なかったり
- 言動がおかしかったり
- 反応が鈍かったり
- 真っ直ぐに歩けてなかったり
すると、熱中症が重症化する危険がありますので、体を冷やして、すぐに病院で診てもらいましょう。
熱中症になった時の応急処置
意識がある
意識がない
意識がはっきりしていて、自分で水分補給・塩分摂取ができる
容体が落ち着いたら病院に行き
治療を受ける
吐き気やおう吐、意識障害があり、自分で水分補給や塩分摂取ができない