高血圧の人のおすすめの食材の「まいたけ」。
まいたけには、血圧を下げる血圧降下成分が含まれていることが確認されています。
舞茸が血圧を下げるメカニズムと食べる時のポイントについてまとめました。
まいたけが高血圧を下げるメカニズム
まいたけに含まれている血圧を下げる成分は、交感神経抑制作用とは違うと働きをし、アルコールに溶ける脂質だと言われています。
これは、動物実験でその効果について確認されています。
まいたけに含まれる栄養素
舞茸には、食物繊維のほかにタンパク質・ビタミン類など、体に必要な栄養素が含まれています。
血圧を下げるだけでなく、脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞などの生活習慣病の予防に役立つと言われていますし、エルゴステロールという成分は骨や筋肉を丈夫にする成分です。
他のしいたけやエリンギと栄養素を比べてみましょう。
エネルギー | タンパク質 | カリウム | 鉄分 | ビタミンB1 | ビタミンD | |
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まいたけ | 16kcal | 3.7g | 330mg | 0.5mg | 0.25mg | 3.4μg |
しいたけ | 18kcal | 3.0g | 280mg | 0.3mg | 0.10mg | 2.1μg |
エリンギ | 24kcal | 3.6g | 460mg | 0.3mg | 0.14mg | 1.8μg |
100g当たりに含まれている成分です。
まいたけを1ヶ月間、毎日食べ続けたら、血圧が下がったという人が多くいます。
まいたけの血圧降下成分を取るポイント
1日にどれだけの舞茸を食べるといいのか?という目安がありますので紹介しますね。
一般的にまいたけの摂取量
まいたけの乾燥粉末 を1日3~4g、2週間とり続けると約13%血圧が下がります。
血圧が下がり、下がったところで安定してきたら、1日2~3gを食べ続けることで血圧を維持できる人が多いです。
まいたけを食べ続けることで、血圧を下げる効果は期待できますが、血圧が上がる要因は人それぞれのため、効果がないという人もいます。