牛乳は栄養素がたくさん含まれていて、健康維持や体の機能調整をしたりする働きがあったり、私たちの体の基本的な栄養素を多く含んでいます。
牛乳には、免疫力を高めて病気になりにくい体にしたり、血圧を改善するなどの働きがあります。
牛乳が高血圧の改善につながる効果があるという実験データがありますので、効果については証明されています。
牛乳のタンパク質が高血圧を防ぐ作用がある
牛乳に含まれているタンパク質には2種類あり、ホエータンパク質とカゼインタンパク質があります。
マウス実験によると、普通の餌、ホエータンパク質を含む餌、カゼインタンパク質を含む餌を3つのグループに与えて血圧の変動と脳卒中の発症について調べた実験があります。
普通の餌を与えたマウスは血圧が220mmHgまで上がり、高血圧状態が続くと血管の弾力性が失われて動脈硬化になる可能性があります。血管が硬くなれば、血液を送るのに圧が余計に必要になり、血圧がさらに上がるため、動脈硬化になりやすく脳卒中の危険性もあります。
ホエータンパク質またはカゼインタンパク質を含む餌を与えたマウスは、血圧上昇が抑えられ、安定した数値になっていたことから脳卒中になる確率も低くなるという結果。
この実験で、牛乳のタンパク質には、動脈硬化を防ぎ、高血圧予防の働きが確認されています。
牛乳には栄養成分が豊富に含まれている
牛乳200ml当たりの栄養成分はとても豊富で、ナトリウム、カリウム、カルシウムなどがあります。
牛乳に含まれる成分の中には、交感神経の興奮を抑えて血圧を下げる働きがあります。タンパク質に含まれる尿素には、ナトリウムを尿として体外に排出する役割りがあります。
カリウムやカルシウムなどの血圧を下げる作用のあるミネラルも豊富に含まれています。
血圧を下げるおすすめレシピ
とろ~りきなこバナナ牛乳
バナナと牛乳だけのバナナ牛乳でもいいし、きなこを入れて、飲みやすくしてもいい
小豆ミルクスープ
小豆の甘さとミルクを合わせて、優しい味わい