お茶の渋味成分の「カテキン」には血圧の上昇を抑える働きがあることが実験でわかってきました。
直接、血圧を下げるのではなく、血圧の上昇を抑制する働きがあることが分かり、血圧が上がるのを抑えることで、高血圧予防を行ない、結果、血圧を下げることになるということです。
カテキンにはペプチドと同じ効果がある!
血圧上昇抑制作用のあるペプチドは、血圧が高めの方にオススメとされている成分ですが、カテキンにもペプチドと同じ作用があることが実験で分かっています。
茶カテキンと血圧の変化を調べた実験で、茶カテキンを摂取したのと、摂取していないのと血圧を測定した結果、茶カテキンを摂取したほうが、血圧の上昇が抑えられたという実験結果があります。
茶カテキンの摂取をやめてしまうと血圧は上がってしまうため、継続的にお茶を飲むことで、血圧の上昇を抑えることができることが分かっています。
これは、血圧上げるアンジオテンシンⅡという物質を作るアンジオテンシン変換酵素の働きを抑制することで、高血圧になるのを抑制する働きが茶カテキンにもあり、ペプチドと同じ作用があります。
カテキンを多く含む飲み物
商品名 | トクホ | 100ml当たりの カテキン含有量 |
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お~いお茶 | 36mg | |
伊右衛門 | 36mg | |
生茶 | 49mg | |
お~いお茶濃い味 | 80mg | |
伊右衛門濃いめ | 72mg | |
ヘルシア緑茶 | ○ | 154mg |
伊右衛門特茶 | ○ | 46mg |
茶カテキンを多く含む飲み物は、ヘルシア緑茶が一番多いですね。お茶っ葉から飲む緑茶にも茶カテキンは含まれていますが、1杯の緑茶にどれだけの茶カテキンが含まれるかは茶葉の量などに左右されるようです。
トクホのヘルシア緑茶であれば、安定して茶カテキンを摂取することができるのでおすすめです。
茶カテキンを摂取する飲み方
血圧上昇を抑制する茶カテキンを効率良く摂取するには、1日に飲む水分量約2Lのうち、1日一本、ヘルシア緑茶に変えて、茶カテキンの摂取量を増やして、まずは1ヶ月飲み続けて見ましょう。
血圧が下がったら、継続して飲んで見るといいと思います。1ヶ月継続して飲んでも血圧が下がらない場合でも、継続して飲むと2ヶ月後、3ヶ月後に血圧が下がったという人もいます。