インフルエンザに感染すると、熱が38℃以上の高熱が出るのが特徴とされています。
でも、38℃以下のときもあれば、熱が出なかったり、下がったりしてインフルエンザなのかどうなのか判断が難しいときがあります。
10月から3月の期間で熱が出た時の対処についてまとめました。
インフルエンザの症状の高熱
インフルエンザに感染すると38℃以上の高熱に加えて、悪寒や倦怠感、頭痛といった全身症状が現れ、高熱が続く期間は3~4日という特徴です。
よく風邪と間違えますが、風邪は部分的な症状が多く、喉の痛み、鼻水、咳といった症状が主な症状になります。
インフルエンザは発症してから48時間以内に、タミフルやリレンザなどの抗インフルエンザ薬を飲まないと効かないので、早期に医療機関を受診するようにしましょう。
熱が出ない、熱が下がったらインフルエンザではない?
インフルエンザに感染すると必ずしも高熱が出るということではありません。では、熱が低かったり、出なかったり、下がったりするのはなぜかというと次の2つが考えられます。
- インフルエンザC型に感染している
- インフルエンザ予防接種を受けている
インフルエンザC型に感染している
インフルエンザウィルスにはA型・B型・C型の3種類があり、C型に感染すると熱はあまり出ないという性質があります。そのため、風邪と勘違いしてしまうケースがあります。
インフルエンザ予防接種のワクチンには、A型とB型が含まれていますがC型は含まれていません。インフルエンザの症状が軽いことから割りきっているのでしょう。
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インフルエンザ予防接種を受けている
インフルエンザ予防接種は、感染しないためのものではなく、感染しても大丈夫なように体内に抗体を作り、抵抗力を高めるためのものです。
そのため、インフルエンザウイルスに感染しても、症状が軽かったり、熱が無かったり、一時的に高熱が出てもすぐに下がってしまったりと、インフルエンザに発症したときの症状と違うため風邪だと思ってしまいます。
でも、インフルエンザウイルスに感染していることに違いはありませんので、会社や学校、外出することで感染を拡大させてしまうことになります。
インフルエンザの症状である全身症状の倦怠感などはありますので、少しでも風邪と違う症状があるときには病院に行きましょう。