インフルエンザの流行は10月頃から始まり、1月~3月がピークになります。
インフルエンザワクチンを接種してすぐに効力を発揮するわけではなく、抗体ができるまでには少し時間が掛かります。
ワクチンが効くまでの時間とインフルエンザの流行期間を踏まえて、いつ予防接種を受けたらいいのか、効果期間はどのくらいなのかをまとめました。
予防接種でワクチンの効果が出るまでの期間
インフルエンザ予防接種を受けて身体に抗体ができるまで2週間程度掛かります。インフルエンザ抗体が出来ても3ヶ月目以降から徐々に減りはじめいきます。
予防接種の効果は接種後2週間から4ヶ月、最長5ヶ月といったところです。この抗体が出来るまでの期間とインフルエンザ抗体が身体にある期間から予防接種を受ける期間を考えましょう。
予防接種を受ける時期は2パターン
ピーク時に免疫力を高めるなら、11月上旬~11月下旬に接種しましょう。
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予防接種の効果期間約5ヶ月
インフルエンザ予防接種の有効期間は約5ヶ月とされています。そのため、3月に終息するインフルエンザの感染を考えると10月中旬に接種するといいとも言えますが、3月の頃にはインフルエンザの抗体が減少しています。
そのため、3月にインフルエンザに感染すると症状も重くなり、家庭内感染につながってしまうことにもなります。ワクチンが効かないということではなく、効果が無くなったといったほうがこの場合はいいです。
予防接種を受ける時期で、推奨されているのは上記の2つの期間ですが、3月までインフルエンザ抗体のピークを保ちたい人は、12月中旬までに予防接種を受けるのも1つの選択手段だと思います。
インフルエンザの流行期間が長く、予防接種の効果期間が短いため完全にマッチさせることは難しいですが、厚生労働省や医師が推奨するのは、上記2つの期間ですので、迷っている人は、そちらの期間を参考に予防接種を受けましょう。