私の周辺には高血圧だけど、特に薬を飲んでいる訳でもなく、外食ばかりだし、毎日飲みに行っているし、運動してないからメタボだしという人が多くいます。
血圧が高いといっても、そこまで深刻に考える必要は無いんじゃないかなぁ~って、その人達を見ていると思ってしまいますが、実際はどうなんでしょう?
血圧が高くても自覚症状がない
高血圧が怖いのは自覚症状がないことです。
頭痛やめまい、動悸などの症状が出ることがありますが、血圧が高いから症状が出ていると思う人はいません。
そのため、自覚症状が全くないのが高血圧の恐ろしいところなのです。
高血圧の状態が長く続くと動脈硬化になり、脳卒中や心筋梗塞などの命に関わる病気になる可能性が高くなります。
そして、ある日突然、発作が起こるのです。
動脈硬化になると、血管の柔軟性が無くなり、ボロボロの状態になるため血液がスムーズに流れないから、さらに血圧が高くなります。
血中コレステロール値や血糖値が高い人は、高血圧になると症状がさらに進む危険性があります。
動脈硬化は命に関わる重大な病気
動脈硬化になり、血管が破れたり詰まったりするのが怖く、場所が脳や心臓、腎臓などだと生命に直接かかわってきます。
他にも、脳出血、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞、腎不全などの症状にもつながるのが動脈硬化です。
高血圧を防ぐためには
定期的に検査を受け、生活習慣を見直し、注意することが大切です。
特に注意が必要な人は、
- 太り気味で運動不足の人
- 強いストレスを受けている人
- 食塩やアルコールを取り過ぎている人
今は症状が無くても、いずれ将来的に高血圧になる可能性が、とても高いです。
血圧が高いというのは、自覚症状がないため、定期的に血圧を測ることが重要になります。
できれば、20代~30代の人は年に1回、40代~50代の人なら年に2回程度は、血圧測定を受けるといいです。
家庭用血圧計があればたまに測ればいいですね。血圧計は正しい測り方をしないと意味がないよ。